はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

秋田の旅(秘湯めぐり編 )

2017-09-07 19:05:05 | 秘湯の旅
「秋田の旅」三日目は楽しみにしていた秘湯巡りです。盛岡駅で、花火や角館を一緒に楽しんだ愉快な仲間たちとはお別れです。(本当にお世話になりました。)
盛岡で新たに加わったマエクミさんとの三人で旅をつづけます。盛岡駅でレンタカーを借りて、まずは東北自動車道を北上し八幡平アスピーテラインをめざします。
左手には岩手山の堂々とした姿が望まれます。


八幡平アスピーテラインは、気持ちの良いドライブウェイです。


アスピーテラインからも岩手山が望めます。


岩手県と秋田県の県境にやってきました。ここも私の大好きな分水嶺(大分水界)が通っています。ここから八幡平の頂上までは20分ほどだそうですが、今回はパスしました。


この県境のところから樹海ラインという道路があり、藤七温泉へと続いているのですが、大雨の影響でしょうか通行止めになっていました。
藤七温泉は諦めて、さらにアスピーテラインを進むと、ふけの湯温泉に到着です。


なんとも味のある温泉です。地熱を利用した「蒸しの湯」からこの名前がついたそうです。


ふけの湯から5分ばかり走ったところにあるのが後生掛(ごしょがけ)温泉です。ここもふけの湯温泉と同じように、湯治の宿として続いてきたのでしょう。今はりっぱな道路ができて簡単に来られるようになりましたが、昔は秘湯と呼ぶにふさわしい温泉だったのでしょう。


ここで立ち寄り湯をしました。写真はありませんが、「箱蒸し風呂」や「泥湯」などを楽しみました。


そして、もう一つ訪れたかったのが玉川温泉です。


ここも湯治の宿です。療養・静養を目的とした湯治客が多いようです。


日本一の強酸性のお湯だそうです。


グツグツと湧いている姿からは、地球の鼓動を感じます。


小屋の中ではゴザを敷いて岩盤浴をします。途中の通路も温かったです。


もう秋の気配を感じる玉川温泉の景色です。


次は今宵の宿、乳頭温泉をめざします。

※旅した日 8月28日