はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

GWの金剛山へハイキング(後)

2024-05-06 17:05:05 | 山歩き
GWの5月4日、金剛山へハイキングに行きました。
百ヶ辻をスタートし、伏見峠を経由して頂上までやって来ました。

頂上には葛木神社が鎮座します。


名残の桜です。


スタートからここまで1時間45分でした。


葛木神社の後ろの林の中に金剛山の最高峰、葛木岳(1,125m)があります。


神社の横から見た最高峰ですが、神域のため立ち入り禁止です。


石楠花がきれいでした。


石仏にも歴史を感じます。


神社から少し下がった所に、役行者が開祖といわれる、金剛山 転法輪寺があります。


金剛山の名は実はこの寺名が由来となっています。金剛山はその昔、朝日獄、高尾張山と呼ばれていたそうです。


椿でした。


12時15分、おなじみの山頂広場に到着です。
大阪府の最高峰は金剛山とよくいわれますが、標識に御所市とあるように、ここは奈良県なんです。
大阪府の最高地点は、実は伏見峠と一ノ鳥居の中間ぐらいにあります。標高は1,053mです。


この日の12時のライブカメラからです。私は15分ほど間に合いませんでした(笑)


楽しみにしていた大阪平野の眺望は霞んでいました。


下山は文殊尾というルートを下りました。初めて通るルートです。


最初は樹林の中を急な坂道が続きました。


そして道が緩やかになったあたりまでくると、なんとニリンソウが咲いていました。


ニリンソウは、昨年の4月20日にカトラ谷を登って楽しんだのですが、ここでも見られるとは嬉しかったです。


ただカトラ谷のように群落ではありませんでした。


こんな花も咲いていました。


もう少し下ると、今度はクリンソウが咲いていました。


まさかクリンソウが咲いているとは思いもしませんでした。


この道を選んで本当に良かったです。


新緑の中のハイキングは本当に気持ちがいいです。


コンデジでは伝わりませんが、美しい新緑でした。


ハイキングには最高の季節です。


そんな危険な箇所はありませんが、こんな場所も通ります。


道の横には滝もありました。


下の方に往路に通った林道が見えてきました。


ここが分岐点です。あとは百ヶ辻まで10分ほどです。


今回は初めてのルートだったので、上りは伏見峠をめざす林道を行き、帰りに文殊尾というルートを下りました。
自信がなかったので林道を行きましたが、文殊尾を登る方が良かったと思います。
金剛山の登山ルートは40ほどあるそうですが、まだ3ルートしか登ったことがありません。
次回は、葛城山との境にある水越峠からダイヤモンドトレールを登るのも面白そうです。(距離は長いです)
また、奈良県側の高天原神社からの郵便道というルートも登ってみたいです。

※登山日 2024.5.4