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はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

春の薬師寺にて

2023-03-16 19:15:15 | 寺社めぐり
久しぶりに薬師寺にお参りしました。
薬師寺は天武天皇により発願、持統天皇によって本尊開眼、文武天皇の時代に飛鳥の地で堂宇の完成を見ました。
その後、平城遷都に伴い718年に現在地に移されました。
現在は東西両塔を持つ立派な薬師寺式伽藍のお寺ですが、昭和初期頃は東塔だけが往時の様子を伝えているという有様だったようです。
昭和42年高田好胤管主により、写経勧進による白鳳伽藍の復興が発願され、今見るような伽藍が再建されたそうです。


南門の前からギリギリで東西両塔を写しました。



土塀ごしに見る東塔です。(土塀好きです)



土塀ごしに見る西塔です。



梅はそろそろおしまいのようでした。



白鳳時代にタイムスリップしたような空間です。



中門からの金堂です。



金堂は1976年(昭和51年)再建されました。中には国宝の薬師三尊像が安置されています。



国宝の東塔(三重塔)です。六重に見えますが裳階(もこし)をつけているからです。



こちらは1981年(昭和56年)に再建された西塔です。



大講堂です。こちらは平成15年に再建されました。



春の陽射しを受けて鴟尾が輝いていました。



カメラを向けたくなります。



風が通り抜けます。



不動明王と不動堂です。



その横にサンシュユとハクモクレンが咲いていました。



サンシュユを見て明日香のサンシュユの丘を思い出し、このあと向かいました。



薬師寺の南にある休ヶ岡八幡宮です。




久しぶりに薬師寺にお参りをして、心も安らかになりました。


※訪問日 2023.3.15