はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

河原町今出川あたりをぶらり

2017-01-08 13:55:55 | 京都をぶらり
晴天に恵まれた7日の土曜日、京都をぶらりとしました。
先ずは、渓流釣り仲間のヒゲさんに新年のご挨拶に伺いました。ヒゲさんは、京都を発掘して40年になりますが、今も発掘調査を続けています。この日も発掘作業中ということで、発掘現場に寄せてもらいました。出土品も見せてもらいましたが、素晴らしい物でした。織部焼の鉢だそうです。けっこう出土するそうですよ。


天目茶碗も出てくるようです。欠けていなかったら値打ちのある物なんでしょうか?


歴史の勉強はそれまでにして、次は歩いて10分ほどの河原町今出川をめざします。そこには「出町ふたば」というお店があります。「豆餅」が有名で、いつも行列ができるお店です。ところが、行列が見えません。残念ながら、正月休みのようでした。ここを目当てにやって来る人も多いようで、みなさん「休みか」と、残念がっていました。

しかたがないので、下鴨神社にお詣りすることにしました。途中に河合神社があります。入口には「女性守護 日本第一美麗神」と書かれていました。まさに女性に味方の神様なのです。


「鏡絵馬」という絵馬がたくさん奉納されていました。これは絵馬にあらかじめ描かれている顔に、美しい女性になれるように願いを込めてお化粧をするのだそうです。美人がたくさん増えるといいですね。


河合神社から下鴨神社へは、「糺の森」(ただすのもり)の中の参拝道を歩きます。この糺の森ですが、横にある馬場で、5月3日に流鏑馬神事が行われるそうです。aunt carrotさんのブログを拝見してから、流鏑馬の様子を撮りに行きたいと思っているのですが、当日はなかなか混雑するようです。


1月4日には蹴鞠はじめの行事が行われたようです。本殿の前には言社(ことしゃ)があり干支の神様がまつられています。今年は酉年だからでしょうか、酉の神様に行列ができていました。


本殿の隣にある三井神社にもお詣りをして、下鴨神社をあとにしました。


再び鴨川を渡って、昼食のお蕎麦を食べに行きます。「出町ふたば」の横の商店街の突き当たりにある司津屋さんです。


どうですか、白くて細めのお蕎麦です。香りも、のど越しも最高でした。ついでに玉子丼もいただきました。


お腹も満たされたので、もう少しぶらりとします。御所の北側を今出川通に沿って歩くと、右手に相国寺が見えてきます。同志社大学に隠されているようなお寺です。


お庭に咲いていたお花です。


相国寺は、さらっと通過させていただきました。最後は、京都御苑を歩いて帰路につきました。しかし、京都御苑はいつ見ても広いところです。


以上、河原町今出川あたりをぶらりの旅でした。

※今回は「出町ふたば」の豆餅は、残念ながら食べることができませんでしたが、以前に行ったときのお土産の写真がありました。