はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

中之島のレトロビルをぶらり(2)

2017-01-15 20:00:00 | 大阪のまちをぶらり
ダイビルを見たあと、堂島川に沿って進みましたが、気が変わって土佐堀川に沿って進みます。中之島は両側に川が流れているのです。だから中之島なんですが…。
四つ橋筋の手前で、対岸にレトロビルを発見です。山内ビルというそうです。お洒落なバーが入っているようですね。頭上には阪神高速が通っています。


四つ橋筋を越えると、フェスティバルホールが聳えています。このビルはレトロではありませんが、壁面のレリーフがレトロなんです。フェスティバルホールは最近、再建されたのですが、シンボルともいえるレリーフも復活しました。
ところで、フェスティバルホールといえば、クラシックというイメージでしたね。だから私が好きな音楽は、サンケイホールで聞いたものです。しかし、再建されてから3回も行ってるんですよ。(キースジャレット、ジャクソンブラウン、ボブ・ディランです)


そうそう、レトロビルの話でしたね。土佐堀川の対岸には、住友ビルディングが、どんと構えています。


戦後、GHQの司令部が置かれていたそうです。


御堂筋の手前に日本銀行大阪支店が見えてきました。明治36年に完成したネオ・ルネッサンス様式の建物だそうです。御堂筋を挟んで、向かいに大阪市役所があります。


大阪市役所の先には、中之島図書館があります。ギリシャの神殿を思わせるような玄関ですね。この建物も明治37年に完成したようです。住友さんが寄付されたようですが、本物の金持ちのすることは偉大ですね。


外観はルネッサンス様式、内部はバロック様式なんですが、この日は休館日でした。


先ほどの日銀もそうでしたが、ドーム屋根と石造りの壁が荘厳さを醸し出していますね。


中之島を少し歩いただけで、たくさんのレトロなビルとめぐり会えました。そのビルの歴史や建築様式などを詳しく調べれば面白いと思います。(調べている人は、たくさんいるようです。)
次回は、中央公会堂です。そのうち、つづきます。

※訪問日 1月9日