どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

日本一の滝

2011-09-03 11:02:06 | ひとりごと
バイキングで満腹になるまで頑張ったせいで(貧乏人ですな~)、坂道や階段が苦しい…。


なだらかな里山の道でこんな調子ではこの先が不安だったが、進むうちに腹も落ち着いてきた様子で


まわりの景色を楽しむ余裕も出てきた。




さすがに気候が温暖なのか、稲刈りも終わっていた。




ナントカという人が5年間も滞在したという旅館の庭。




池の鯉も100年以上生きているんだと言っていた。








杉木立の古道には自然のオーラが…。







樹齢800年、



根元は空洞になったのか、扉と鍵が…、



アサイチの参道は、人もまばらで、土産物屋もまだ開店準備中…。




遥か彼方の「お滝」を目指す。


そう、旅の目的の二つ目、「那智の滝で那智黒を買う」という壮大な計画…。


ついでにむかしのCMのような、お婆さんと黒人の男性がいたら最高!という何ともばかばかしい事を考えていた。


まずは那智大社へ…




途中には撮影スポットもあり、




山道を歩くと、売店の前では自然冷却の飲み物が…。




やっとついたと思ったら、




最後に試練が…。


フウフウ、ゼイゼイ…、えっちらおっちら、やっとたどり着いた「那智大社」




観光客が来るには少し早い時間なので、境内には人はまばら…。




こんなに登ってきたのね…。


ここで、熊野の3大社をすべて回り、また旅の目標達成。


ここでも「大漁旗」があったので2つ購入、これは大好きな明石の船にお土産。




胎内くぐりを横目にすぐ隣の那智寺へ。




ここは西国33ヵ所の1番札所、いつかまた来る事になるだろうと、ふと感じた。


境内からの景色はよくポスターでみかけるアングルだった。



当然ここでパチリ。







そのまま、左側の三重の塔に上り、またパチリ。


どんどん滝が近くになってくる…、このまま境内を抜け、下ってゆくと滝壺までいけるようだ。




遥か彼方に太平洋を望みながら、





こんな坂道を登ったり、下ったり…、




やがて、木の間から「日本一の滝」が姿を見せた。


  こちらが那智の滝でございま~す


このまま奥に行くと、延命の水が飲めるというので、300円?を払って進む。


そんなに奥まで行く事もなく、てか、すぐそこに延命の水が湧き出ていて、盃で飲むように書かれている。


盃はすぐ横にしつらえた棚の上にあるが、100円の看板も…。


うぬぬぬぬ、やるな~、と二人で一つだけ買って湧水をすする…、


「ぬるっ!」、「ほんまや、ぬっる~っ!」と大きな声で言っていたら、


後の方で「ぬるいんやったらやめとくか?」とお婆さんに息子らしい中年男性が言っている。


「オイオイ、延命さしたれや~!」と突っ込みを入れつつ、奥に上がると、


滝のずいぶん近くまで来れた。




ここでは飛沫がきらきらと朝日に輝き、何とも言えない気持ちよさがあった。







さすが日本一の滝、大雨のあとに来たらどんなだろう…?


しばらく見とれていたが、他の方もこの場所で見たいらしく、後ろに人が溜まってきたので、やむなく移動。


また、えっちらおっちら坂道を登り、お土産物屋さんへ。


念願の「那智黒」を買って、「なっちぐろ~♪ イェイ、イェイ~♪」と懐かしのフレーズを…。



残念ながら、お婆さんも黒人の男性もいなかったが、今の時代にあの宣伝はやばいのかも?



三大社に参り、那智黒も買ったし、残こすは「太地」での二つの目的のみ。


旅も大詰めってことですな…。
























お泊り♪ (♪が意味深でしょ)

2011-09-03 10:20:54 | ひとりごと
昭和の名残を感じさせるホテルは、それなりにくたびれていて、


「うん、ケチっただけの事はあるね」と夫婦で納得。




予約の手違いから、急遽グレードの上がった部屋の窓からは海の向こうに那智の滝が見える…らしい。




こっちは太平洋。


(やっと)お風呂に入り、お部屋で夕食。


子供が大きくなって、夕食バイキングから解放され、夕食も楽しみの一つになった。




お刺身



つきだし、八寸




まぐろのたたき

その他、マグロのコロッケ、熊野牛の陶板焼き、冷やしそばに釜めし…、あとは忘れた。




美味しいビールと




地元の大吟醸酒(もちろん美味しい)、




締めは釜めし




嫁さんも、「感動はないけど、充分やった」と一応満足。


「ちょっと横になろ」と転がってTVを見てたら、知らんうちに朝になっていた。(爆)


9時前から6時まで熟睡…、いや、爆睡。


結局、チェックインして、風呂入って、飯食って寝ただけ…。


でもこれで充分、館内のアクティビティーやたくさんのお風呂も別に必要ないな~としみじみ。


「朝風呂はのんびり」といきたいところだったが、夏休みでガキンチョ連れが多く、大浴場は朝から賑やかだった。



さあ、今日は旅行のメインイベント。


気合を入れて出発だ~!




山から海へ

2011-09-02 10:05:53 | ひとりごと
本宮温泉郷をぐるりと巡った後は、一路新宮へ。


雄大な熊野川でアユ釣りを楽しむ人を横目で見ながら、ご機嫌ドライブ♪


山道を走り、トンネルを抜けたと思ったら、突然、街の風景に変わった。


「えっ、急に街になったな~」と驚いて、海と山の近さを感じた。


新宮の街の中心部に向けて走ると、やがて「熊野速玉大社」の案内があり、


国道を左に入るとすぐに朱に彩られた鳥居が見えた。




駐車場は本殿のすぐ横にあり、無料。


車を停め、徒歩で先程見えた鳥居まで戻り、あらためて境内に入る。






参道にはサッカー選手がよくお参りするという社が…。


しばらく進むと、何やら大きな木が空いっぱいに枝を広げている。



「梛(ナギ)の大樹」、梛は凪に通じるといわれがあるそうな。


その奥には静かなたたずまいの本殿が…、







鮮やかな「朱」が青空と緑に映える。






本宮大社と同じ造りの境内。




境内を散策していると、南の風がかすかな海の匂いを運んでくる。


御神木の「梛」の木は「凪」に通じるとされ、各地から漁師が参りに来るのだそうだ。


と、これは事前に解っていたことで、今回の旅のいくつかある目的の一つ。


ナンチャッテ漁師として一度はお参りしておきたいと、かねてから思っていたのだ。




社務所で売られていた「大漁旗」を、ありがたく、うやうやしく購入…。


家内安全、商売繁盛に大漁祈願、そのうえ世界平和まで拝んだので、神様も大変だろうと思う。(爆)


この後はそこいらを散策し、あとは宿に行くだけの予定。


時間もゆっくりあるので、新宮から勝浦にかけての漁港や街を気ままに車でまわってみた。



欲しいサイズの魚船がゴロゴロ…。




ハマユウの群生地があったり、




延々と続く地磯だったり、




でかすぎるやろ~、


海沿いの道の風は台風の影響かちょっと湿り気味、それでも窓を開けて夏の風を楽しんだ。


やがて道の駅があったので立ち寄ってみると、JRの駅と同じ場所にあり、









無人の駅には立ち入り自由。


すぐ横には観光資料館みたいな物があり、





那智の歴史や、祭りの紹介がされていた、フムフム。


2階は温泉になっていて700円?


「ここら辺に来たら風呂に困ることはないね」と話しながら本日最終目的地「勝浦温泉」に。


駅から漁港を散策するも、日曜日の夕方という事で町はひっそり。


週末のお客さんは帰った後だろうし、漁のない日曜日の市場はガランとしていた。






市場前に積み上げられた「マグロ用トロ箱」はいろんな大きさが…


土産物屋に並ぶ「まぐろ」はトンボばっかり…。


あっ、トンボってびんちょう鮪のことね、


食欲や購買欲をそそられる事もなく、ホテルにチェックインした。












こんなにこじんまりしてたの?

2011-09-01 00:15:02 | ひとりごと
「古道」として世界遺産に登録されたにもかかわらず、アスファルトで拡張工事された道路を走る…。




ここを訪れた人は違和感を感じないのだろうか?


アホ役人とアホ議員の考え付きそうな事に腹立たしさを感じながら、山道を登ってゆく…。




目指すは「湯の峰温泉」






小栗判官が傷を癒したという「壺湯」で有名なこの温泉でお昼ご飯を食べる予定…、だった。




雰囲気バリバリのこの温泉場は、程良くひなびて、食堂らしきものはない。


てか、こんなにこじんまりしたとこなの?




共同浴場の横のお土産屋さんで食事が出来るようだったが、却下。








温泉で茹でる卵で少し間を持たせて、次の訪問地で食事をすることに…。


で、卵を5個200円で購入。


良心的なのか、高いのか、微妙なところの料金設定に唸るオイラ…。




こんな看板があるもんだから心配で離れることが出来ず…、




いつも視界にはたまごが…、






ピリピリしてたのはオイラだけでなく、




たまごのそばを離れない嫁さん…。




こらこら、それはおっちゃんのたまごや!


てな戦いの末、




完成でございます。


そうそう、ここでは「日本一小さい」朝市が開かれるようです。



こんな看板がありました。


その後、わたらせ温泉郷で昼食をとり、(カメラ忘れて写真なし)




千人(仙人)風呂で有名な川湯温泉を通り、新宮へ…。






この河原が全部湯船になるらしい…。


まあ、どこもパンフレットの写真がすべててなくらいこじんまりしてございました。


結局、山を渡ってくる風が涼しくて温泉に入りたくなるほどの汗もなく、


お風呂はまたの機会に入る事になりますた。