どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

塵も積もれば…

2011-09-19 10:05:26 | 釣りのこと
何の心配もせず、ウキウキ気分で向かった久美浜。


現地に着くと、「出船危うし」との情報が…、


なんでも、北風が強く、かなりのうねりを伴っているらしい。


「海岸にサーファーがいるよ」 これだけで波が高いことがわかる。


夏の日本海はベタ凪であたり前と思っているオイラは「?????」


急遽、緊急ミーティングが始まり、偉いさん方がヒソヒソヒソ…。


「よし、じゃあ行きましょか」と少し遅れて出船となった。


久々に、揉まれるような波の上での釣りになったが、最近は船酔いしないので余裕♪


開始早々から、ダブル、トリプルでイカを釣っていた。


船の揺れは大きく、竿を持っていないとほとんどが身切れしてしまうし、アタリも出ない、


船べりに膝を押し付け、踏ん張るのだが、これが結構な重労働…、おまけに竿は長く重い。


9本のスッテでは、取り込む際のバラシが多いような気もしたが、実際はどうなんだろう?


5本位のスッテで、手返しよく上げた方がバラシは少なくなるのかもしれない、これはまた今度の課題。


釣れてくるイカは平均が10cm~15cmほど、ちょっと物足らないが、そんな事言ってもしょうがないし、


巨匠は35cm級を何杯か上げていたのだから、オイラがよう釣らんかっただけなのだ。


で、足元のザルに釣り上げたイカを放り込んでゆくのだが、一向にカサが増えない…、


釣っても釣ってもザルの中の釣果は変わり映えしなかった…。


いくら小さくてもイカはイカ。美味しいことに違いないので、冷水で泳がせることに。


40Lのクーラーに潮氷を作り、そこへ放り込んでゆく、


巨匠のイカも放り込み、これで万全。



風が変わり、排気が船にまとわりつくようになって、オイラは急激に船酔い…。


ゲロゲロ言いながらも、同じ動作を続けることが一番楽だという事は充分学習しているので、


一心不乱に釣り続けた。


オイラが船酔いしたのを見て、巨匠も「ワシが頑張るわ」とペースアップ、阿修羅の様に釣り始めた。


終了予定は11時…、残り20分を切ったたところでついにオイラは力尽き、撤収することに。


それがきっかけで、皆さん片付け始め、結局時間少し前に終了となり、


港までの約30分、オイラはクーラーの上で爆睡、おかげで帰港時にはすっきりしていた。



トランク大将に放り込んだ獲物は映しつらいので、桟橋に広げることになったが、


クーラーをひっくり返し、イカをぶちまけると、とんでもない量が…。



塵も積もれば何とやら…、


小さなことからコツコツと…。


そんなイカ釣りだった。


数にこだわる人は今がチャンスなんじゃない?


小浜も敦賀も、丹後半島も…。


オイラはもうちょっと大きいのがええわ。(笑)