どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

さよならクッション

2008-12-29 08:51:33 | 旧ブログ
先日のタチウオ釣りの時、隣のおっちゃんが「これでええんか?」と仕掛けを見せに来た。

道糸はPE、クッションゴムを付け、その先にワイヤーリーダーを介し、テンヤを付けている。

どうやらおっちゃんは、ケミホタルを付ける場所に困っているらしい。

「クッション要らんよ!」と撤去。

ワイヤーも短いのにつけかえてテンヤにつなぐ。


テンヤで引っ掛けて釣る釣りなのにクッションつけたら合わせが効きまへんがな。



釣り堀でも、やたらとクッションを付けたがる人が多い。

そもそもクッションゴムはPEの伸びの無さを補助する為につけるもので、ナイロンの道糸につけても意味が無い。

船釣りでは100号以上の錘に対応する硬い竿で、アジのような口の柔らかい魚を釣るときに、竿の硬さを軽減する為にクッションを使う。

磯竿の2号や3号では竿の柔らかさがあるのでクッションなんて必要ない。

そもそも、水深10やそこらでPEを使う意味が無い。

ただメートル表示がしてあるので「わかりやすい」という理由で使うんだろうけど…。

「ナイロンは巻癖が…」とよく聞くが、ちゃんと手入れすれば気にならないし、釣りを始める前に引っ張って伸ばせば巻き癖は取れる。

仕掛けは「繋ぎ目」が多ければ多いほど、切れたり、ほどけたりするリスクが多くなる。

簡単でシンプルな仕掛けほどトラブルは少ない。 これホント!

オマツリしても、切ってしまえばすぐ復旧できる。

ただ、道糸にハリスを使った「通し仕掛け」の場合、針の結び目以外、どこで切れるかわからないという危険もある。

だから、あえてサルカンを使い「道糸」と「ハリス」に分け、ハリスを細くしてやればハリスから切れてくれる。ハリスなら何度でも交換できる。


クッションゴムを付けると、魚本来の引きの強さもわからない。

力が分散されるから、訳のわからんところで糸が切れたりするのだ。

ゴムなんぞつけなくても竿のあしらいとドラグの調整で十分対応できる。

ゴムつけてる人!いっぺんはずしてみなはれ。


ゴムは安全? でも無い方が気持ちいいのだ!