どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

日本海根魚征伐!本編3

2008-06-06 21:46:44 | 旧ブログ
海底をイメージしながら、えさをトレースする。

餌のイワシの動きに切迫感をつけるため、半殺しで落としてみる。

思いつく限りのことをやってみた。

そのうちぽつぽつと釣れてくるが、いつも「探見丸の上手な人」の後になる。

「探見丸の上手な人」…、邪魔くさいので以下「探見丸」に。

探見丸が竿を上げているとこっちにアタリが出る。完全に釣り負けているのである。

まだまだ授業料がかかるということか、こりゃあ大変だ。


船長(本物)もあっちこっちとポイントを変え、奮闘してくれる。

日曜日でプレジャーボートやアンカーを下ろした仕立て船など、

いい場所には「先客」がいてなかなかうまくいかないようだ。


ちょっと深場の70mくらいのところで、そこから50cm上をイメージしていると、

「ぶるぶる・ごんごんごん」と明確なアタリ!

反射であわせてしまったが「乗った!」

間違いなくサイズアップなのである。 今日一番の重さを感じる。

まき上げのスピードを慎重にあわせて、ゆっくりゆっくりあげてくる。

残り5m、4m、3m、おっ、黄色っぽいじゃん!

初アコウなのである。 

心臓バクバク状態!  口元ゆるゆるなのである。

25cm位のサイズでこれなのだから、大きいのを釣ったら「後ろのおっちゃん」みたいに

「しばらく遊んでしまう」のは間違いないのである。


現金なもので1匹釣れると途端に元気になる。

隣で重苦しい雰囲気を滲ませている「船長」には申し訳ないが、

これは仕方のないこと。 誰が悪いんでもない。  「運」である。

ガシラかアコウかは「運」次第である。大きさも…。

このあと同じポイントでもう1匹アコウを追加する。

はっきりいって「有頂天」である。

左舷側が誰も釣れていない時に釣ったので、かなり嬉しい。


ぽつぽつとガシラを追加した頃から「うねり」が入りだした。

朝から気になっていたのだが、「排気ガス」がまともにかかる場所で、

うねりでスラスタを多用するようになり、くさいのなんの。

おまけに気分が悪くなって「お昼ごはん」を食べる気にならない。

「初めての船」の落とし穴がここにあった。

今度からは気を付けねば。

それから、もう1つ落とし穴があった。

「明石」なんかでは船は艫から流れるので「船尾」がよい場所とされている。

それが頭にあったので船尾側から場所を確保したが、

潮の加減かずっと船首から流れていた。

まあこれも実際のところどうなのか?

探見丸は左舷中央で船1番の釣果だったし、Yさんもどの場所でも釣る。

今度からは場所は気にせず、ゆっくり出発しよう。

1時出発だと一睡もできないので眠くってしょうがないのである。


日本海根魚征伐!本編2

2008-06-06 06:48:35 | 旧ブログ
しばらく釣っていると、やたら釣りまくる人が出てきた。

わりと長いめの竿で、誘ったり、仕掛けにも工夫をしている。

なにより「探見丸」を使ってなにやら確認している。

左舷側ではその人だけが釣っている感じだ。

「これはきっと探見丸に仕掛けがあるのだ!」

土曜日に探見丸を衝動買いしたK先生をのぞきに行く。

「どう?それ」

「底がガタガタしているのはわかるけど、イマイチわからん!」

「つれた?」

「アコウは2匹やな、あと、ガシラがポツポツ」

「ふ~~ん」「ま、がんばって!」

…、とっても悔しいのである。


「きっと何かが違うんだ」と左舷の名人を観察する。

竿を上下させ、サミングしたり、なかなか忙しい。

しばらく観察してだんだんわかってきた。

自分なりにやってみる・・・。

「ガツン・ブルル」そ~っと聞いて「ゴンゴンゴン」

やったね!である。

電動リールスイッチオン! ウイ~~~ン、ピッ・ピッ・ピー 


なかなかのサイズのガシラがあがってきた。


その後も色々と試行錯誤しながらやってみる。

と、「ガツッ!」とあきらかに今までとは違うアタリ!

じっくり「聞いて」いるうちに根に潜られたらしくビクともしない。

やむなくラインを切り、仕掛けを回収したら、上の針にちっちゃいガシラが…。

おもわず苦笑してしまった。


今シーズンは「明石のメバル」に何度となく参戦し、ガシラを釣ることは簡単だ!と思っていた。

それがである、上手な人とは明らかに差が付いてしまう。

船釣りであんまり差がつくと「精神衛生上」良くないのである。

本来の目的の「のんびり楽しむ」が「必死でがんばる」に変わってしまうのである。

そして「のんびり楽しむ」ことが達成されたことは過去に無いのだ!

いつも気が付けば「必死で頑張って」いるのである。