どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

試練の船釣り 3 (汚いよ!)

2008-06-25 16:52:09 | 旧ブログ
気分が悪くなると目を閉じ、後ろにもたれて呼吸を整える。

暫くするとなんとなくましになるので仕掛けを投入、

27mに落とし、竿をしゃくり、しばらく待つ、

「ゴンゴン、ゴンゴン」とイサキのあたり、軽くリールを巻き追い喰いさせて

「連チャン」の完成! 

ダブル・トリプルは当たり前で針の数だけ釣れてくる。

船上で絡むのが嫌だったのでダブルまでにしていたが、他の人は3連で釣っていた。

釣れた魚を絞め、血を抜き、クーラーに入れる。

このときに下を向き作業するが、アミエビの至近距離に顔が来る…。

・・・ダウンである。

また目を閉じ、うしろにもたれ・・・・。これの繰り返し。

途中からそれもできなくなりひっくり返ってしまった。

耳には周りの人の「電動リールの音」が規則正しい周期で聞こえていた。


しばらくすると、雲が切れ日が差してきた。

眩しくなって目を開けると偶然にもYさんが「格闘」している。

どうやらイサキではないようだ。

慎重にやり取りし、上がってきたのは大きなマダイ。

ダッシュでたもを取り、すくいあげる。

この人はいつも自分で取材のネタを作る。「職業病か?」などと考えながら

Yさんのカメラでぱちり! ついでにおいらのカメラでぱちり!

「やりましたね~、でかいっすね~」なんてのもつかの間、船酔いしてたのを思い出した。

ヤバイと思った次の瞬間、ものすごい「海上もんじゃ焼き大会」を開催した。

周りの人、スンマセンどした。


大もんじゃの後、口をすすごうと「決死の覚悟」でお茶を取りに行き、一口飲んだ。

甘い! お茶に大量の砂糖が入っているみたいな味で、さっきより吐き気がすごくなった。

吐いて楽になろうとしても、さっきの「もんじゃ」でもう何も出てこない…。

シンガポールの「マーライオン」のように胃液を吐き続けたのであった。