どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

日本海根魚征伐!本編1

2008-06-05 06:21:20 | 旧ブログ
今日のポイントは「小浜沖」とのこと。

1時間くらいはかかるらしいのでキャビンで休むことに…。

後部に回りドアを開けるとS先生、K先生が既に爆睡中!

やむなく下の薄暗い床に寝転がった。

ほとんど揺れることもなく、快調に進んでいるようだが、

実のところ、すぐに寝入ってしまい全然覚えがない。

エンジン音が小さくなったので、表に出てみると海の上だった。

和歌山や三重の海とは少し雰囲気が違う気がした。多分、思い込みだけど。


周りの人たちはもう準備できているらしく、落ち着いているが、

こっちは竿に道糸を通しただけ、焦りまくりなのである。

大慌てで準備をし、なんとか皆さんと同じタイミングで「第一投」

ドーンと底まで落とし、あれ? 浅いやん。 27mなんや。

潮も緩いし、何で70号も要るんかいな? とぶつくさ考えながら底を取る。

なんとなくイワシが逃げるぶるぶる感を感じているとコツン、プルプルと僅かなあたり。

リールを巻いてみるが引き込まない。

仕掛けを上げてみると7cm位のガシラが付いていた。

「なんじゃ~こりゃ~」と餌をつけ再度投入!

底に着くと そ~っと仕掛けを上げて「聞いて」みる。

錘が底石にこすったときに「ブルッ」となることがあるが、アタリらしいものは無い。

餌をチェックしようと仕掛けをあげたら5cmくらいのガシラが付いていた。

「2匹連続でこれかいっ!」なんて思っていると、

横で船長が「ニタァ」と笑っている。  まだ釣ってない人に失笑されてるのである。

これはいかん!頑張らねばと、神経を研ぎ澄まし「底を取る」が、

釣れてくるのは「ちっちゃい」のである。

そのうち船尾に入った(おいら達よりも早く場所取りをしていた)おっちゃんが、

竿をガンガン振っている。

どうやら根がかりしたらしい、なんとか取れたようで巻いてくると、

何やら黄色っぽいものが付いている。

「アコウや!」「でかいやん」

おっちゃんはそれを見てパニックになった!

仕掛けを巻きすぎて竿先がグニャっとなっているがおかまいなし、

竿を放り投げて手で手繰りだした。

タモ入れましょか?と声をかけ、掬わせていただいた。 光栄である。


興奮したおっちゃんはしばらくそのアコウで遊んでいた、自慢げに…。


それを見たまわりもヒートアップ!「次は俺じゃ!」と真剣である。


でも、そんなに甘くないのである。  やっぱり釣れないのである。