20日は、息子のメンタルクリニックの日でした。
この日のカウンセリングは、息子が1時間、私が5分ぐらい。
「最近の様子はどうでしょうか?」
「すごく調子が悪かったです。
不安が強くて、食欲も落ちて、眠れない日があったり、目つきもいつもと違うような気がして、『どうなるのかな?』と心配しましたが、昨日からようやく落ち着いてきました。
このところ職員会議や期末試験で部活がなかったので、余計に調子が悪かったのかもしれません。
昨日、部活から帰って来て、『Aチームに上がった!』って喜んでいて、レギュラーチームに入れたことで自信が出てきたのか、しっかりご飯も食べて、眠ることも出来たようです。」
「良かったです。
先ほど、部活の話をしてくれました。
『去年は、顧問の先生に期待されても苦しいだけだったけど、今回は、プレッシャーもあるけど、目の前のことをやっていこうと、前向きにとらえられるようになった。』と、言っていました。
不安がありながらも、客観的に自分を見られるようになったりと、彼の成長を感じます。」
「部活もあと1ヶ月で引退なので、今は、部活を最優先にして、無事にやり遂げて自信を付けてくれたら、と思っています。
学校の先生方も、それを応援してくれているように思います。
進路のこととか、不安なこともいっぱいあるのですが、部活を引退してから、〇〇と一緒に考えていこうと思っています。」
「そうですね。
彼にとって、部活は大事なことですね。
不安なことは、一緒に考えていきましょう。」
診察で、息子は、
「調子が悪くて、頭が破裂しそうになることもしょっちゅうあったけど、結果として前に進んでいるというか、やろうとしていたことは出来てると思います。」
と、しっかりした口調で話していました。
「そうですか。
お母さんから見てどうでしょう?」
「この期間、食べられなかったり、眠れなかったり、本当に調子が悪かったのですが、昨日からやっと落ち着いてきたかなと思います。
このまま良くなっていくといいのですが・・・。」
「落ち着いてきたようで、良かったです。
カウンセリングを続けていきましょう。
次回は、4週間後になっていますがいいですか?」
「夏休みになると、朝からクラブだったり、試合も入るので、クラブを優先したいそうです。」
「分かりました。
もし、調子が悪くなることがありましたら、診察はいつでもやってますので、お電話ください。」
薬は引き続き、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠」を処方されました。
息子にとっては、Aチームに昇格したことが一番の薬なのでしょう。
〇〇の言う通り、目の前の課題に一つ一つ取り組んでいけばいい!
プレッシャーに負けないで!!
息子さん、前を向いていますね!
部活に居場所を見つけ、チームも上がり、自信もついたのかな。。部活を優先したい、、尊重してあげたいですよね。
カウンセリングも、1時間受けられ、自分の言葉で、しっかり話せて、凄いです。
私は、今日、カウンセリングですが、息子は一緒には行かないと言います。先月と先週は、リモートにしてみたのですが、話すことなんかないと。。
息子の吐口は、私なので。。
信じられる大人もいる事、早く気づいてほしいな。
この数週間の調子の悪さは、もしかすると、チーム分けの発表があるためだったのかもしれません。
3年生は7人しかいないので、また自分だけがBチームのままだったら、と・・・。
多分、今回のチーム発表は、先生の配慮もあるのだろうと思います。
あと1ヶ月、コロナで試合がどうなるのか分からない状況ですが、部活を精一杯やり遂げてほしいです。
カウンセリング、息子も嫌がったり、話せなかったりしたときがあります。
ありのまま、受け止めてもらってます。
息子は、カウンセリングを受けるようになって、もう随分長いです。
つくづく、カウンセリングを受けたら治る、というわけではないんだな、と。。。
悲しいこと、苦しいこと、頑張ったこと、諸々受け止めてくれて、
なんだか人生を並走してくれている感じで、安心感はあります。
息子さんのことを一人で受け止めなければならないLeiさんは大変だと思います。カウンセリングでLeiさんご自身が少しでも楽になりますように。。。