やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

部活に行けなくなったのは・・・

2019年09月13日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

2学期が始まって、2週間が過ぎました。

息子は、まだ部活にも行けないままです。

 

10日火曜日、メンタルクリニックに行ってきました。

この日のカウンセリングは、息子1時間15分、私が10分程。

 

「どんな感じでしょう?

あれから調子が悪いままで、部活にも行っていないのですが・・・。」

と、カウンセリングの先生に聞いてみると、

「まだ混乱しているようです。

彼の話の中で矛盾していることがたくさんあって、『自分でもどうしたらいいのか分からない』、『自分がどうしたいのかも分からない』という感じを受けました。」

と、教えてくれました。

 

「混乱して考えすぎるせいでしょうか?

部活に行っていないのに、すごく疲れていて、一日12時間ぐらい寝ているし、お風呂に入る気力がなくて、自分が入らないだけでなく、私が入ろうとしたときに、『ここにおって!』と、私の手を離さないことがあります。

不安が強すぎて退行しているのだと思いますが、私が傍にいないと不安なのか『何秒以内に来て!』としょっちゅう呼ばれるし、買い物や用事でも一時間ぐらい家を空けるのがやっとなので、ストレスが溜まります。

それに、この前言われた通り、お腹の音を聞く代わりにじゃんけんするように仕向けたら、もう何十回もじゃんけんするようになって、私が用事している時でも、ご飯食べてるときでも、寝てるときまでしにきます。」

 

「それで、お腹の音を聞くのはなくなりましたか?」

 

「一日一回ぐらいになりました。

全然しないときもあります。

今はじゃんけん依存症ではないかと思うぐらいじゃんけんしてますけど、付き合ってあげた方がいいんですよね。」

 

「出来ないときは『今は出来ない』と言ってもいいので、もうしばらく付き合ってあげてください。」

 

「部活は、『行きたくなったら行ったらええやん!』って、声かけてます。

行きたいのに行けないのが辛そうで、『基本はゆっくり休んだ方がいいんやけど、〇〇が行きたいと思うんやったら、リハビリになるから行ってもいいってことやで!』っていう風に。」

 

「彼の中では、『宿題をしていないのに部活に出てもいいの?』という気持ちが大きいみたいです。

授業に出ていないのに部活をすることにも罪悪感を感じているようです。」

 

「あの子が一番やりたいのがサッカーなので、部活をするエネルギーも足りていないのに、他の場所でエネルギーを使ってしまったら、部活に行けなくなるのでは?という思いがあったのですが、他に居場所を探してあげた方がいいのでしょうか?」

 

「学校に代わる他の居場所に通うことで、彼の心の負担が少なくなる可能性はあると思います。

たとえ、通わないとしても、『そういう場所に通いながら部活だけ行くこともありなんだ』、『ういう風に過ごしている人もいるんだ』と知ることで、自分で自分を追いつめることが少なくなるのではないでしょうか。

 

昨年の12月に息子は適応障害と診断され、学校の他、療育や塾、プレイセラピー、どれも通える状態ではなくなってしまいました。

 

唯一、息子が「行きたい!」と言い出したのが、サッカー部だったので、「まずは部活が出来るように!」「大好きなサッカーで自信を付けよう!」と、私は思っていました。

けれど、息子は、部活をすればするほど「これでいいのか?」と、自分を追いつめていて、部活での宿題チェックにより、自分を保つ限界を超えてしまったのかもしれません。

 

診察では、

「部活にも全然行けてなくて、確認とかするのが酷くなってます。」

と、息子は答えていました。

 

「う~ん、強迫症を抑える薬はお出ししているのですけどね・・・。

お母さんから見て、どうですか?」

 

「とにかく、不安が強いです。

この前もらった不安をなくすという胃薬は、そわそわして余計に調子が悪くなるらしくて、1週間ぐらいでやめてしまいました。」

 

「ドグマチールですね。

そわそわするのはよくない。

やめましょう。

やっぱりこれ以上薬は増やしたくありませんので、カウンセリングと環境調整で治していきましょう。」

 

 「リスパダールOD錠1mg(0.5mgを2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠を一日4錠まで」を処方され、次の診察は8日後となりました。 

 



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