やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

薬の効果はあった!?

2019年01月25日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

12日にリスパダールとレクサプロを半量に減らし、19日の診察以後、両方とも全く服用しなくなりました。

 

19日の夜、明日の部活のことを考えてか、また息子の調子が悪くなってきましたが、このときはデパス(エチゾラム錠)を飲んですぐに落ち着きました。

 

20日、朝9時からのサッカー部の練習前に息子を学校へと送りました。

 

みんなと挨拶をする。

10分でも20分でも部活に参加出来そうなら参加する。

それが、息子の決めた目標でした。

 

私は、職員室で顧問の先生に挨拶をした後、車の中で待っていました。

息子は、運動場にいるサッカー部の仲間達に一言、二言挨拶をし、すぐに車に戻って来たようです。

それが、精一杯。

ぐったり疲れた様子でした。

 

この頃から、手洗いが目立つようになりました。

洗面所で手を洗って、蛇口を閉め、タオルで手を拭く。

それが、3回、4回と続きます。

それだけでなく、なぜ手を洗う必要があるのか不思議な場面で、頻繁に手を洗いに行くのです。

 

デパスを飲んでも落ち着かず、夜もなかなか眠れない様子ですので、まず、就寝前にリスパダールを飲ませることを再開しました。

薬を飲んでおよそ半時間後、息子は眠りにつきました。

 

21日、最悪に調子が悪かった日です。

午前中、朝食時に起きてきたものの、あまり食欲はなく、すぐ布団に入ってしまいました。

横になっているだけではなく、ぐっすり眠っていました。

 

この日は、「少しだけでも部活に参加したい」と息子は言っていたのですが、心と体が付いていかない様子でした。

昼食後から、どんどん調子が悪くなってしまいました。

「行きたい!」でも、「行けない!(体が動かない)」のです。

デパスを飲ませても、全く効く様子がありません。

 

息子は、パニックになって、「うぉ~~っ!」と叫び出しました。

「苦しい!」「頭が痛い!」「おかしくなりそう!」

そう言って、枕や布団を投げ散らかし、床や扉をドンドンと叩いて叫び続けました。

「助けて~!」「なんとかして~!」と。

 

近くにあったビニール袋を引き裂いて投げつけようとしたり、床を転げ回ったりします。

なぜか、トイレの扉をあけ、そこでも崩れ落ちて、狭いトイレなのでトイレマットに頭を置き、体は廊下に投げ出す形で寝転んで、「うぉ~っ!」と、何度も叫ぶのです。

 

「トイレは、ばい菌がいっぱいやで。」

なんとか息子を部屋に連れ戻すと、今度はいきなり台所に向かって冷蔵庫を開け、みじん切りのねぎのパックを取り出して手づかみで食べてしまいました。

 

ねぎを食べて呆然としている息子を、

「だいじょうぶ! 必ず治るからだいじょうぶ!」

と、ハグすることしかでません。

 

その後、息子は力尽きて2時間半程眠りにつきました。

 

医師から「調子が悪くなったら、薬を飲ませて。」と言われていましたが、想像を超えるパニック状態に怖くなりました。

「薬を飲んでも全然良くならないから、息子には効いてないのでは?」

と、思っていましたが、そうではなかったようです。

手洗いなどの強迫行為が増えてきて、もしかしたらと思っていましたが、やはりそれなりに息子の不安やパニックを軽減する効果はあったのでしょうか。

 

この日から、レクサプロも再開することにしました。

 

心の病気がどれぐらいで治るのかは、人によっても環境によっても違うらしく、息子の今の状態が良くなっていく過程の一つなのか、どんどん悪くなっているのか、私には分からないから不安で仕方がありません。

 

けれど、

必ず治る!

焦ってはいけない!

 

息子と息子の未来を信じて、不安なんかに負けない程大きな希望を持ちたい!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿