やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

不安を受け止める

2021年08月09日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

6月の中頃から病院の記録を更新していませんが、息子の調子があまり良くないため、2週間に一度カウンセリングを受けにメンタルクリニックに通っています。

 

先週は月曜日に通信制高校の相談会に行ったせいなのか、エネルギーを使い果たしてしまったのかのように息子の調子が悪くなってしまいました。

 

土曜日のメンタルクリニックでは、息子のカウンセリングは50分、私は10分。

 

「調子はどうでしょうか?」

 

「悪いです。

『気力がない。』と言って、今週は、一週間に一度勉強を教えてもらっている放課後ディサービスにも行けませんでした。

それに、一週間前に自分のお小遣いでレンタルした仮面ライダーのDVDも全く観ることが出来ませんでした。」

 

「そうなんですね。

朝は起きられますか?」

 

「夏休みなんで、9時~10時ぐらいまで寝てます。」

 

「〇〇君ともお話したのですが、出来るだけ生活のリズムを守って、朝起きて、体を動かして、太陽の光を浴びるようにしてください。

 

「それと、赤ちゃん返りというか、退行症状が酷くなっているみたいなのですが・・・。

義母が入院しているので、洗濯物を取りに私が病院に行くことが多くて、その反動なのか、ますます私にべったりして離れられない感じがします。

『怖くてたまれへん。』とか『ぎゅってして!』って、ハグしにくるだけでなく、『服着替えさせて!』とか『ご飯食べさせて!』って、言ってきます。

Tシャツぐらいは脱がせることはあっても、『あとは自分でして。』とか、『自分で食べなさい。』って、断ってますけど・・・。

でも、ますますだだをこねたり、幼児みたいな喋り方をするようになって、言うことを聞いてあげた方がいいのかとか、もしかして、そういうのを私に気持ち悪いという思いがあって、それが伝わってますます酷くなるのかとか、不安になるんですけど・・・。

 

「今、突き放されるとますます不安になると思うので、ハグは10秒までとか、一日に10回までとか決めて、受けとめてあげてください。」

 

「一日に10回まででは無理です。

今は不安が強いので、朝だけで10回はハグする感じです。」

 

「そうなんですね。

10回を目指して少しずつ減らしていこうという感じでいいと思います。

色々違和感を感じるとは思うのですが、『気持ち悪い』という言葉は使わず、『自分でしなさい』と伝えていくのはいいと思います。

それだけ不安が強いんだということを受けとめてあげてください。

 

〇〇の不安が強いためにそうなっていることは分かっています。

でも、「分かっている」ことと「受けとめる」ことは違うのです。

「受けとめる」って、どういうことなのでしょう・・・。

 

続く診察では、息子は、長い沈黙の後、

「調子が悪いです。」

と、一言。

 

「カウンセリングで話せた?」

「はい。」

「食べれてる?」

「はい。」

「眠れてる?」

「はい。」

 

「お母さんから見てどうでしょうか?」

 

「気力がないというか、週一回の放課後デイサービスにも通えなかったり、やろうと思っていることをするエネルギーがない感じがします。」

 

「薬を変えてもいいでしょうか?

イライラを抑える漢方薬を出していますが、元気が出る漢方薬に変えたいのですが・・・。

いいかな?」

 

「はい。」

と、息子が言ったので、薬を変更することになりました。

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ補中益気湯エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで」を処方され、次の診察も2週間後となりました。



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