やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

科目登録と体育の家庭教師

2023年03月16日 | 日記(息子・高校生)

13日、来年度に受講する科目登録を行うために高校へ行ってきました。

 

久しぶりの登校。

相変わらず、息子は人のいる所は落ち着かないようです。

 

待ち人数が10人で1時間以上かかるということで、その間に駅まで戻って学生割引回数券を買いに行きました。

 

南海電鉄が学生割引回数券を含め全ての回数券を3月いっぱいで廃止するらしく、4月からは定期でしか学生割引が使えなくなります。

 

今までは割引回数券11回分で3000円程

息子は現状では週に1回登校+部活が月に1~2回なので、だいたいそれがひと月分の通学費でした。

定期代は1ヶ月で6000円以上もかかるらしく、月に6往復12回使えば片道1回分ぐらい安くなる計算ですが、登校出来なくて損をすることもありそうなので購入するか迷います。

 

付き添いの私の分も一般の回数券で少しは割引があったのに、それもなくなるのかと思うとかなりの痛手です。

少しでも節約になるなら、交通系ICカードを検討しようと思います。

 

さて、科目登録は先生と生徒、保護者で話し合って決めるのですが、息子とは、この高校で勉強を続けるのかも含め、前もって受講する科目を話し合ってきました。

 

理科系実技系は出席しなければならない時間が多いので選択しない。

でも、英語は時間数が多くても頑張りたい。

総合探求科目は、なるべく受講人数の少ないものにする。

等々。

 

先生からは、3年目は受験や就職活動があるので、出来れば2年目に多めに単位を取っておいた方がいいと言われました。

 

息子は一年間全日制の高校に在籍していたため、まるまる私立高校の就学支援が使えるのは次年度だけなので、出来るだけ次年度内に単位を取ってほしいという気持ちもありましたが、息子の状態を考えて、残数のちょうど半分の24単位を登録することにしました。

 

この日も、教室内に4組が同時に科目登録をしていてざわざわしているせいか、息子は調子が悪くなり、気持ちを落ち着けるために二度も席を離れました。

 

それに、翌日、翌々日と調子が悪く、今日になってやっと回復してきた感じで、二年目もまた放送視聴を利用しながらの厳しい学校生活となりそうです。

 

科目登録を前に息子と話をしてみると、息子には、

「こんな高校生でいいのかな?」

という気持ちがあるようでした。

 

「〇〇は、精一杯頑張ったやん。

それでいいと思うで。

勉強する余力が出来たらスクーリングにどんどん参加すればいいし、受験用の科目も受講できるで。

高校を卒業するためとサッカーするためにこの高校選んだけど、今もそれに変わりはない?

高校卒業を目指す?」

 

「うん。」

 

「じゃあ、頑張ろう!

1年に2週間だけ集中してスクーリングをする学校もあるけど、〇〇はそれはしんどいやろ?」

 

「そやなぁ。

無理やと思う。」

 

「通学はしんどいけど、それも力になるよ。」

 

高校を卒業するということ以外、今の息子に選べる選択肢がないのに、念を押すだけのやり取りは意味が無いのかもしれません。

 

でも、出来ることをやっていく中で、やりたいことを見つけるしかないと思っています。

 

息子が、

「サッカーがうまくなりたいから、体育の家庭教師に来てほしい。」

と言い出したので、昨年12月から発達障害対応の体育の家庭教師に来てもらっています。

 

先生は大学院生で、特に発達障害についての勉強をされているわけではなさそうです。

サッカーも、大学のサークルでフットサルをされてはいますが、中学・高校と野球部に所属されていたそうです。

 

経験者に教えてもらうというよりは、キャッチボールのようにボールを蹴るのに付き合ってもらっています。

 

それでも、息子は1時間半持たずに半分ぐらいで終了したり、月2回のうちの1回を調子が悪くなって延期するなど、発達障害というより息子の体調に合わせて一緒にサッカーの練習をしてもらっている感じです。

 

とても優しい先生なので、息子が人との関わりに自信を持てるようになるといいなと思っています。

 

3月4月と、進級の時期は特に調子が悪くなりがちな息子ですが、穏やかな春になることを願っています。