やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

太陽の光を浴びるように

2020年12月02日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

11月30日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

この日のカウンセリングは、息子1時間で、私が5分くらい。

 

「最近の調子はいかがでしょうか?」

 

「あまり良くないです。

高校のオープンスクールに参加しているせいもあると思うのですが、登校出来なかったり、療育を休む日も多いです。

それに、不安が強くて、私から離れられないというか、『どこも行かんといて。』『傍におって。』と、私が家にいるだけではダメで、本当に横にいないと落ち着かないようです。」

 

「そうなんですね。

『試験で頑張った』と、おっしゃってましたが・・・。」

 

「頑張ってるなぁとは思うんです。

国数英だけ試験を受けたのですが、国語のテストが66点だったので、喜んでいました。

でも、頑張れば、疲れて、しばらく調子が悪くなってしまって、こんなんで高校に通えるのかなぁと心配になります。

全日制の普通高校を受験したいらしく、まず、受験勉強が出来るのかなぁって・・・。」

 

「決められたのですか?」

 

「悩んでいるみたいですけど、第一希望はそこのようです。」

 

「メリット、デメリットがあると言ってましたね。」

 

「メリット、デメリットは、本人もしっかり分かっていると思います。

その上で決めたことなら、本人の言うとおりにするしかないですよね・・・。」

 

続く診察では、息子は、

「調子が悪いときが多いけど、『これは』って、決めたことは出来ています。」

と、言っていました。

 

「カウンセリングで話せた。」

「はい。」

「ご飯食べれてる?」

「はい。」

「眠れてる?」

「寝過ぎぐらい寝てます。」

 

「お母さんから見てどうでしょう。」

 

「不安が強いです。

本当に私が横にいないと不安な感じで、ぎゅーっと手を握っていたり、『どこも行かんといて。』って言われます。」

 

「そうですか。

うつのお薬も飲んでいるのですけどね。

外に出て、太陽の光を浴びるようにしてくださいね。

 

「クラブを引退してからは、あまり外に出て運動してません。」

 

「冬季うつといって、冬場はうつっぽくなる人が多くなります。

日照時間が関係しているようです。

太陽の光を浴びて運動するとセロトニンの分泌量が増えるので、心掛けてみてください。」

 

「食べ物とかも関係ありますか?」

 

「う~ん、バナナとか大豆とか卵を食べた方がいいとは言われています。

トリプトファンなどセロトニンを生み出す成分が含まれているせいですが、バランスよく、おいしく食べてくださいね。」

 

次の診察は三週間後で、今回も「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠」を処方されました。

 

バナナも大豆製品も卵も、毎日食べているのになぁ・・・。

 

特に、朝食は、調子良く過ごしてほしいとの願いもこめて、バナナやヨーグルト(もしくはヤクルト)、ゆで卵やサラダは必ず出します。

お陰で、体自体はすくすく育って、確かに健康です。

 

セロトニンの量を調節するという薬を服用していても劇的には回復しないのだから、微量にしかそういう成分が含まれていない食べ物では、「(体にいいので)食べないより食べた方がいい」ぐらいの効果なのかもしれません。

 

毎日、ゆで卵を1~2個食べるせいなのか、実は私と主人のコレステロール値が上がってきていることも気になります。