やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

プラスの積み重ねをするように

2019年01月15日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

3学期が始まって、1週間が経ちました。

息子は、始業式の一日のみ登校し、その後はずっと欠席しています。

 

息子は、やはり夕方から調子が悪くなり、そうなるとセニラン錠(レキシタン)もエチゾラム錠(デパス)も効きません。

大声を上げたり、じたばたしたり、小さな子供が癇癪を起したときのような感じになるのですが、その後、力尽きて動けなくなります。

そうなると、あとは布団で休ませるしかないのですが、息子が完全に寝付くまでは、私は離れることが出来ません。

胸が苦しかったり、呼吸が正常か気になったりして、無事に生きて明日を迎えられるか不安でたまらないのだそうです。

 

1月12日に、メンタルクリニックのカウンセリングがありました。

息子30分、私30分の1時間です。

 

学校、特に部活に行きたい気持ちと不安で行きたくない気持ちが息子の心の中で戦っていて、混乱状態である。

スマホのトラブルは解決したけれども、息子の中ではまだ整理できていない。

明日学校に登校出来るか心配で、明日が来るのが怖いために、夜に不安が増してしまう。

幼児の癇癪、私から離れられない、しがみついたままでいるなどの行動は、辛さから心を守るための退行症状かもしれない。

 

そのようなことを言われました。

 

「私は、そんな状態で学校に行かすのも不安なので、

『嫌やったら無理に登校せんでいいで。しんどかったら休めばいいやん!』

って、言うんですけど、そうすると、

『嫌じゃないねん! 行きたいんや~!』

って、ますます叫んだりするんです。

行きたいのに行かれへんのは、どうしてあげたらいいんでしょうか?」

 

「行きたい気持ちも行きたくない気持ちも、どちらも〇〇君の本当の気持ちだと思います。

〇〇君の場合、「こうしなければいけない」「こうあるべき」という思いが強すぎるのでしょう。

『始業式に行って、疲れた』、『部活に参加したけど、しんどくなって途中で帰ることになった』、〇〇君の中ではそういうことがマイナス体験になっているように思います。

〇〇君が、『1時間授業に出れた』『学校まで登校出来た』『体調が悪いから、体を守るために休んだ』と、プラスに考えられるようになることが大事かなと思います。

〇〇君が出来そうなこと、例えば、『昼から学校に行ってみる』『1時間だけ授業に出てみる』『今日は家でゆっくりして、休養を取る』などを提示して、〇〇君に選ばせる。

どれを選択してもプラスに捉える。

どれを選んでもよくて、選んだことが出来なくても、『今日は調子が悪いから休もう』と考えられるように、プラスの積み重ねをしていってください。」

 

それから、

「焦らないことです。

お母さんがどうするというよりは、〇〇君の思いを聞いてあげてください。

今は、それが一番だと思います。」

と、言われました。

 

続く診察では、思い切って薬を減らしてみることになりました。

抗不安薬の中では息子が最も強く効き目を感じているというエチゾラム錠(デパス)を一日3錠まで飲む代わりに、抗精神病薬のリスパダールと抗うつ薬のレクサプロを半量にすることになりました。

 

「リスパダールOD錠0.25mg(半錠)と、レクサプロ錠5mg(半錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、頓服としてエチゾラム錠(デパス)を一日3錠まで」を1週間分処方されました。

 

次の診察は1週間後。

カウンセリングは12日後です。