昨日から息子の調子が悪くて、今朝はリスパダール内服液を飲ませても、不安が治まりませんでした。
昨日は卒業式で学校から帰ってくるのが早く、昼食を食べてから、「学校でサッカーをする」と言って、遊びに出かけました。
涙目で帰ってきてからです。
悔しいのか、悲しいのか、どうしたらいいのか、自分の感情を持て余しているような感じでした。
あと5日。
春休みを穏やかに過ごすためにも、何とか学校に行かせてあげたいと思いました。
「いけるかなぁ・・・。」
「だいじょうぶかなぁ・・・。」
病的に呟き続ける息子。
「何か不安なことある?
それか、心配な授業とかある?」
と、聞いても、
「授業はいける。
でも、何か分からんけど、不安やねん。」
「昨日のサッカーのこと?」
昨日の交換日記に、サッカークラブで一緒だった子が、自分ばっかり攻めてくる、というようなことが書いてあったので、聞いてみました。
「分からん。分からんけど、何か苦しいねん。ほんまにしんどいねん。」
息子は、本当に顔色が悪く、深くため息をついてばかりいて苦しそうでした。
「足、捻ったみたい。」
と言うので、塗り薬を塗ってあげ、
「風邪でしんどいねん。」
と言うので、熱を計らせましたが、平熱です。
「K君やY君は、クラブでちょっとだけ一緒にやってたから、〇〇と本気で勝負してみたかったんちゃう?」
K君やY君の気持ちは分かりません。
〇〇が入団したことを喜んでくれていたのに、わずが1ヶ月半ぐらいでやめることになり、その息子とサッカーをして遊ぶことになり、彼らにも思うところがあったのかもしれません。
「K君らと勝負して、勝たれへんのは当然やで。
あの子らは、小さい頃からずっと頑張って練習してきてるんやから。
〇〇がサッカー続けられへんかったのは、今は、不安と闘ってるからやろ。
〇〇も不安がなくなったら、またサッカークラブに戻って、もっとうまくなるかもしれへんし、別のことで得意なものが見つかるかもしれへん。」
「学校に言ったら、元気になると思うよ。
今まで、〇〇は、不安に負けずに学校へ行ってきたやん。
すごいことやと思うよ!
今日も頑張って行ってみよう。
教室に入って、まだしんどかったら、通級教室に行ってもいいし、我慢出来へんと思ったら、いつでも迎えに行くから。
ママ、学校でしばらく待っとこうか?」
「いける! でも、待って。ちょっとだけ待って!」
と言うので、
「待ってるよ。」
と、ホットミルクティーを作ってあげました。
1時間目が終わる頃に、なんとか息子を学校に送って行くことが出来ました。
担任の先生は、昨日、学校でサッカーをしているところを見かけたそうで、
「みんなで和気あいあいとサッカーしている中で、〇〇君だけ顔色も悪く、楽しんでいる様子ではなかったので気になっていました。
かと言って、嫌なことをされてるとか、そういう感じではなかったのですが。。。」
と、仰っていました。
もしかすると、少しずつ戻りかけていた息子の自信が、また一気に潰れてしまったのかもしれません。
他の子には何でもない些細な出来事が、信じられないぐらいに息子を追いつめてしまいます。
嫌なことがあったときに、気持ちを切り替えたり前を向くには、自分の中に自信が必要なのだと思います。
自信というと大層ですが、「だいじょうぶだ」とか「次は頑張ろう」という気持ち。
地道に育てていくしかありません。
何度潰れても、息子の力を信じて、大切に育てていくしかありません。
学校から、息子が笑顔で帰ってきますように・・・。