やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

息子の自信

2017年03月17日 | 日記(息子・小5)

昨日から息子の調子が悪くて、今朝はリスパダール内服液を飲ませても、不安が治まりませんでした。

昨日は卒業式で学校から帰ってくるのが早く、昼食を食べてから、「学校でサッカーをする」と言って、遊びに出かけました。

涙目で帰ってきてからです。

悔しいのか、悲しいのか、どうしたらいいのか、自分の感情を持て余しているような感じでした。

 

あと5日。

春休みを穏やかに過ごすためにも、何とか学校に行かせてあげたいと思いました。

 

「いけるかなぁ・・・。」

「だいじょうぶかなぁ・・・。」

病的に呟き続ける息子。

 

「何か不安なことある? 

それか、心配な授業とかある?」

と、聞いても、

「授業はいける。

でも、何か分からんけど、不安やねん。」

 

「昨日のサッカーのこと?」

昨日の交換日記に、サッカークラブで一緒だった子が、自分ばっかり攻めてくる、というようなことが書いてあったので、聞いてみました。

「分からん。分からんけど、何か苦しいねん。ほんまにしんどいねん。」

 

息子は、本当に顔色が悪く、深くため息をついてばかりいて苦しそうでした。

「足、捻ったみたい。」

と言うので、塗り薬を塗ってあげ、

「風邪でしんどいねん。」

と言うので、熱を計らせましたが、平熱です。

 

「K君やY君は、クラブでちょっとだけ一緒にやってたから、〇〇と本気で勝負してみたかったんちゃう?」

K君やY君の気持ちは分かりません。

〇〇が入団したことを喜んでくれていたのに、わずが1ヶ月半ぐらいでやめることになり、その息子とサッカーをして遊ぶことになり、彼らにも思うところがあったのかもしれません。

 

「K君らと勝負して、勝たれへんのは当然やで。

あの子らは、小さい頃からずっと頑張って練習してきてるんやから。

〇〇がサッカー続けられへんかったのは、今は、不安と闘ってるからやろ。

〇〇も不安がなくなったら、またサッカークラブに戻って、もっとうまくなるかもしれへんし、別のことで得意なものが見つかるかもしれへん。」

 

「学校に言ったら、元気になると思うよ。

今まで、〇〇は、不安に負けずに学校へ行ってきたやん。

すごいことやと思うよ!

今日も頑張って行ってみよう。

教室に入って、まだしんどかったら、通級教室に行ってもいいし、我慢出来へんと思ったら、いつでも迎えに行くから。

ママ、学校でしばらく待っとこうか?」

 

「いける! でも、待って。ちょっとだけ待って!」

と言うので、

「待ってるよ。」

と、ホットミルクティーを作ってあげました。

 

1時間目が終わる頃に、なんとか息子を学校に送って行くことが出来ました。

担任の先生は、昨日、学校でサッカーをしているところを見かけたそうで、

「みんなで和気あいあいとサッカーしている中で、〇〇君だけ顔色も悪く、楽しんでいる様子ではなかったので気になっていました。

かと言って、嫌なことをされてるとか、そういう感じではなかったのですが。。。」

と、仰っていました。

 

もしかすると、少しずつ戻りかけていた息子の自信が、また一気に潰れてしまったのかもしれません。

他の子には何でもない些細な出来事が、信じられないぐらいに息子を追いつめてしまいます。

嫌なことがあったときに、気持ちを切り替えたり前を向くには、自分の中に自信が必要なのだと思います。

自信というと大層ですが、「だいじょうぶだ」とか「次は頑張ろう」という気持ち。

 

地道に育てていくしかありません。

何度潰れても、息子の力を信じて、大切に育てていくしかありません。

 

学校から、息子が笑顔で帰ってきますように・・・。