やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

サッカースクールでトラブル

2017年02月01日 | 日記(息子・小5)

息子はサッカークラブに復帰を望んでいるものの、未だに不安が強く医師からストップがかかっている状態で、週に1回、放課後に小学校の運動場で行われているサッカースクールのみ参加しています。

そのサッカースクールで、昨日、息子はコーチに腹を立て、ゴールに見立てたコーンとコーンの間に渡している棒(バー?)を蹴っ飛ばし、破損させてしまったようです。

 

ミニゲームをしていて、その中にコーチが入ってきて、コーチがゴールを決めたから自分のチームが負けてしまった、ということのようですが、息子は、

「コーチがゴール決めるなんてなしや!」

「(バーを蹴ったのは)それぐらい腹が立ったってことや!」

「(息子のチームの)みんなも怒ってた!」

と、家に帰って来てからもまだ興奮している様子で、泣きながらバーを壊してもさも当然というようにまくしたてるのです。

 

「ちょっと待って! 

どんな腹立つことがあっても、暴力と暴言はあかんって言ったよな。

みんな怒ってるって、みんなも物蹴って壊してたんか?」

と、私が言うと、

「壊してない。

暴力はあかんの分かってるけど、腹が立ったら、その瞬間怒りMAXで止められへんねん。」と。

 

「止めんなあかん!」

「どうやって? そんなん無理!」

「腹が立ったら、まず深呼吸や。

数を数えるとか。6秒経つと、わ~っとなった怒りはおさまるらしいで。

それか、その場を離れるか・・・」

「じゃあ、すぐ帰ったらいいんか!?」

 

ミニゲームに負けたせいなのか、悔しくて悔しくてたまらない様子なので、

「とりあえず、お風呂に入って気持ちを切り替えよう。」

と、風呂に入らせました。

 

その間に、私自身も考えを巡らせます。

恐らく、壊れるとは思ってなくてバーを蹴ってしまったんだろうけど、そこまでコーチに腹立てるようなことなのかと理解できません。

ミニゲームにコーチが入って、こういう風にするんだよ、されてしまうよ・・・という指導じゃなかったのか?

でも、〇〇にとっては真剣勝負で、コーチがゴールするなんて予測外の出来事で許せなかったのか?

息子が勝ち負けにこだわりすぎるのか?

 

風呂から上がって、夕食の後、

「大人になったらな、腹立つことなんかいっぱいあるで~。」

と、話をしました。

 

「自分が全く悪くないときでも、嫌なことを言われて腹立つこともある。

それでも、暴力なんか振るったら、その時点でこっちが悪くなってしまうから、今のうちに気持ちを抑える方法を考えよう

きっといい方法が見つかると思うよ。

そもそも、そこまで怒らんなあかんことやったんかな~?

腹立つ気持ちを日記に書いてみたら?

文字にすると、気持ちが落ち着くよ。」

 

ここのところ、息子は普段から落ち着かなくて、昨日も、サッカースクールに行く前にレガースの角度を気にしていました。

学校でも、「気持ちがしんどい」と言って、通級の時間以外に通級教室で時間を過ごすことがあるようです。

薬を減らして、頭痛などはなくなったものの、不安は少なくなっていないのかもしれません。

今朝も登校するまでが大変で、リスパダール内服液を飲ませ、何度もハグし、タッチをしながら送り出しました。

 

こうした不安が、息子の怒りに関係しているように思います。

状況を判断するのが苦手な上に、心に余裕がなければ、怒りを爆発させるだけに終わってしまうのでしょう。

だからこそ、怒りの落ち着かせ方を教えてあげることが出来れば・・・と、願うのです。