24時間心電図の結果、運動をした時や薬を服薬した時など、1日を通しての心電図に異常がないことが分かりました。
これで、息子の心臓は、構造も働きも問題ありません。
「現在必要と思われる検査で何も異常が見つからなかったので、不安に思わず、安心して過ごしてください。そして、何か変だなと思った時は、ご両親なり先生なりすぐに知らせてください。」
と、担当の先生は、息子に優しく説明してくださいました。
昨日、予約を1週間早め、メンタルクリニックを受診してきました。
先生から調子を聞かれた息子は、
「あんまり変われへん。」
確認行動も、「そのまま。なくなってない。」と、答えていました。
「お母さんから見て、どうでしょうか?」と、聞かれ、
「前日の夕方頃から、学校へ行くことに不安を感じてしまうようです。」
と、息子のこの1ヶ月の様子を伝えました。
2日に胸が痛んで動けなくなったこと、7日の授業中に大泣きしてしまったこと、心臓の検査をして異常がなかったこと、ハグをしにくる回数が増え、力いっぱいぎゅ~っとしないと満足しないこと、手もぎゅ~っと握るように求めてくることも伝えました。
「心臓に異常がなくて良かったです。
不安がとても強いようですね。お薬を増やしてみようと思うのですが、いいですか?」
と、先生は息子に尋ねました。
息子は少しの間、首を傾げ、私の顔を見てから、
「ちょっとだけやったら。」と、答えました。
「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)」が処方されました。
レクサプロ錠10mgは、一般的な成人の服用量です。
息子の体つきから考えると、必要なのかなとも思います。
ただ、上手くいかないときは、不安になってしまうのです。
ネットを見ていると、じっとしていることが出来ないことや、「ぎゅっとして!」と、異常に刺激を求めるのも、薬の副作用でそうなることもあるようです。
息子の元々の特性なのか、不安が高じてなのか、薬のせいなのか、私にはよく分からなくなっています。
薬の効き目を確かめるために、次の診察は2週間後になりました。