やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

涙の痕と先生からの電話

2016年11月08日 | 日記(息子・小5)

昨日、学校から帰って来た息子の頬には、涙の痕がありました。

「どうしたん?」と、聞いても、

「色々あるねん!」と、教えてくれません。

 

「これから帰ってくるの、ちょっとだけ遅くなるから!

◇◇先生とな、毎日帰る前に15分ぐらい話することになってん。」

と、少しだけ嬉しそうな顔をして、私に言いました。

 

あとから、担任の先生から電話がありました。

「5時間目に、〇〇君がなかなか連絡帳を書かないでいるので、早く書くよう注意したところ、急にわ~っと泣き出してしまいました。

今まで胸に溜め込んでいたものが溢れ出た感じで、

『先生が言ってることは分かる。でも、どうしようもないねん。』

と言っていたので、放課後に話を聞いていて、帰るのが遅くなりました。」と。

 

息子は、

「自分ばっかり注意される。」

「自分が喋った後の周りの態度や言葉が冷たい。」

というようなことを言っていたらしいです。

 

先生は、

「『先生やから、注意せんなあかんことは注意するけど、決して〇〇君ばっかり注意してるわけじゃないで。同じようにみんなにも注意してるで。』という話をしました。

色んなことがある上に、思春期とか成長期とかが重なって、今、〇〇君は本当に悩んでいるんだと思います。

その中で、〇〇君の話を聞いていて成長しているな~と感じたのは、

『みんなに冷たくされるのは、自分にも何かあるのかもしれない。

それやったら、ちゃんと言ってくれたら、こっちもちゃんとするねん。』

と、言っていたことです。」と。

 

さらに、先生は、

「これから、しばらく、放課後に10分でも15分でも、

『今日はどうやった~?』みたいに、〇〇君と話をしようと思っています。

嫌なことだけでなく、楽しかったこととか、サッカーのこととか、何でも話をしてくれたらいいなと思っています。

少し帰りが遅くなりますが、ご了承ください。

また、そのとき聞いた情報は、お母さんにお話させていただこうと思ってます。」

と、おっしゃってくださいました。

 

「〇〇君には、『クラスには、〇〇君の敵ばっかりちゃうで! 〇〇君のこと、だいじょうぶかなって心配してる子もいっぱいいてるんやで』という話をしました。

話を聞くことで、少しでも〇〇君の力になれたらと思っています。」とも。

 

ありがたい気持ちと切ない気持ちで胸がいっぱいになり、ただただ、「ありがとうございます」と「よろしくお願いします」を繰り返すばかりでした。