やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

不安解消のハグ?

2016年05月06日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

4月に入った頃から、息子は、しきりに私にハグしにくるようになりました。

 

1日に何回も何回も・・・。

息子が何かをしようとするとき、または、やり終わったとき、私が座っているのを見つけたとき、あるいは、私の傍を通り過ぎるときなど、もう頻繁に頻繁にハグしにくるのです。

まるで、小さな頃に逆戻りしたかのようで、私自身も後追いが激しかった頃に似たストレスを感じてしまいます。

 

新しいクラスやサッカークラブで何か不安があるのか・・・?

と、私も不安になってきます。

ここ数日は特に、サッカーの試合を控え、

「だいじょうぶかなぁ。だいじょうぶやんなぁ・・・?」

と、不安な様子でした。

 

去年は、今頃から「だいじょうぶ?」が高じて、息子は強迫性障害になってしまいました

心配で、息子に何が不安なのかを尋ねると、

「ボールが来たときに、自分でゴールに向かって行ったらいいのか、繋いだ方がいいのか・・・。」

「ボールを持ったら、まず、周りを見てみたら?」と、私が言うと、

「周りを見てる間に、ボールをとられへん?」と。。。

 

色々な不安があるようですが、

「試合で失敗してもいいんやで。失敗して、次はこうしてみよう…と、考えるから上達するんねん。

みんなも、いきなり〇〇がうまくプレー出来るとは思ってへん。

一生懸命プレーしたら、それでだいじょうぶやで。」

 繰り返し、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と、言い聞かせるしかありません。

 

試合の3日くらい前から、「だいじょうぶ?」が頻繁に出てきますが、それ以外の「だいじょうぶ?」が出ていないときにも、ハグは治まりません。

「何か気になることとか、心配なことある?」

と、聞いても、特別何が不安だというわけではないらしく、

「何もない~。」で、終わってしまいます。

 

以前からも、学校から帰って来たときなど、日に1~2回はハグしにきていたのですが、最近は日に30回は、しかも、幼い子どものようにぴったりくっ付いてくるので、私の方がどう受け止めたらいいのか不安になってきます。 

 

息子が不安を乗り越える力をハグから受け取ろうとしているなら、ぎゅっとしてあげた方がいいのか?

でも、このままどんどん酷くなって、依存症みたいに私から離れられなくなるのでは?

 

私の中で迷いがあるから、

「ママ、重た~い! 苦しいから終わり!!」

「10秒で終わり!」

などと対処していますが、ハグされる度に私もどんどんしんどくなってしまいます。

 

 いっそ、「思う存分抱きしめてあげて!」と、太鼓判をもらえたら楽になるかもしれない、と、メンタルクリニックの日を待ち望んでいました。

 

今日が、待ちに待ったその日。

土曜日にサッカークラブが入ったので、息子の都合がつかなくなり、私一人で診察に行ってきました。

こういう話をするため、息子がいなくて好都合でした。

 

先生からのアドバイスは、

不安が大きくなって、ハグしにきているので、その気持ちを受けとめてあげなくてはならない。

受けとめてあげないといけないけれど、今がマックスで、徐々に少なくしていかないといけないため、「ぎゅ~っと抱きしめ、よしよし・・・」というのはやめた方がいい。(あくまで受けとめるだけ)

と、いうのは、母子密着し過ぎると、家庭内暴力に移行する例が多いから。

スキンシップより、会話をすることによって不安を解消出来るようにしていきたい

まずは、親子で交換日記にチャレンジしよう

などのようなものでした。

 

交換日記~?!

息子に書けるかなぁ~?

話を聞きながら、ものすごく不安になったのですが、

書くことは、気持ちを整理する方法として、ものすごく有効です。

一度チャレンジしてみて、うまくいかない場合は他の方法を考えましょう。」

と、先生がおっしゃるので、頑張ってみることにしました。

 

やってみなければ分からないし、もし、今はうまくいかなくても、将来、息子が書くことで気持ちを楽にすることが出来るようになれば・・・、と、思いました。

 

減薬は当分延期で、「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠5mg(1/2錠)」を引き続き飲み続けることになりました。

次の予約は、いつもは1か月後なのですが、少し早めの3週間後になりました。