数年前にベストセラーになった本です。
俳句を作る参考になればと、発売と同時に買って書棚につっこんでいました。
「美しい日本語」の表題どおり、この本にはとにかく美しい日本語が溢れています。
今日で9月もおしまいです。
blogに「9月尽」と書くのもあまりにも味気がありません。そこで、9月のおわりをこの本はどんなふうに書いているかしらと、久しぶりに書棚からひっぱりだしてみました。
そこで見つけたのが「鹿鳴草」(しかなぐさ)という言葉です。
これは秋の七草でもある「萩の花」の異名だそうです。記述によると、「萩」というのは、大陸から流れてきた文字が変形したものではなく、日本人が考え出した漢字なのだそうです。そんな国字が生まれるくらい、古来から日本人は萩を愛でていたようです。
亡くなった父が好きだったのが、その萩の花でした。
父の愛した萩が、「江戸絞り萩」という、粋な名前だったということを調べ出したのは弟です。
「親父のセンスの良さに感心した」
と、そんな言葉を添えて。
それは父が亡くなって10年がたった、ある秋の日のことでした。
明日から10月。
夏から咲いていた萩も、そろそろおしまいの季節です。
俳句を作る参考になればと、発売と同時に買って書棚につっこんでいました。
「美しい日本語」の表題どおり、この本にはとにかく美しい日本語が溢れています。
今日で9月もおしまいです。
blogに「9月尽」と書くのもあまりにも味気がありません。そこで、9月のおわりをこの本はどんなふうに書いているかしらと、久しぶりに書棚からひっぱりだしてみました。
そこで見つけたのが「鹿鳴草」(しかなぐさ)という言葉です。
これは秋の七草でもある「萩の花」の異名だそうです。記述によると、「萩」というのは、大陸から流れてきた文字が変形したものではなく、日本人が考え出した漢字なのだそうです。そんな国字が生まれるくらい、古来から日本人は萩を愛でていたようです。
亡くなった父が好きだったのが、その萩の花でした。
父の愛した萩が、「江戸絞り萩」という、粋な名前だったということを調べ出したのは弟です。
「親父のセンスの良さに感心した」
と、そんな言葉を添えて。
それは父が亡くなって10年がたった、ある秋の日のことでした。
明日から10月。
夏から咲いていた萩も、そろそろおしまいの季節です。
萩の花にも色々美しい名前があるのですね。
ところで、人が一番初めに受ける美しい言葉ってやっぱり「名前」じゃないでしょうか。
お嬢様の息子さんも、素敵な名前をいただいたんでしょうね。
赤ちゃんにとって、世の中で一番美しい言葉でありますように。
私の母は、「芙蓉のように美しくなるように」芙蓉にちなんで名づけたかったのだそうですが、当時、「蓉」の字が名前に使用できなかったので再考したそうです。
今はやっぱり、おちょこの本名が好きです。
物質ではない、心の「豊」を親からいただきました。
ところで、私もブログはじめました。
よろしければご覧になってくださいね。
いま、おちょこさんのblogにお邪魔してきました。
とってもすてきで、おしゃれなblogでした。
ときどき、覗かせていただきますね。
名前は苦心の末、以前ここに書いた私の友人から「これや!」とお墨付きをいただいた名前を娘の夫が考え出し、命名いたしました。
赤ちゃんも、もう自分の名前を認識しているみたいに、名前を呼んでお話すると、じっとこっちを見ています。
夫など、会社から帰ってくると赤ちゃんのそばから離れません。娘の夫(赤ちゃんのお父さん)も同じくです。
いまや我が家の太陽です。
そうそう、おちょこさんのお名前、私はとっても好きですよ。シンプルでゆったりしていて。
ブログへのコメント、ありがとうございます。
名は体を表すのか、おちょこは「美しい」という意味合いからは縁遠くなりましたが・・・
赤ちゃん、もう自分のお名前わかっているんですか。
将来が楽しみですね。
赤ちゃんが自分の名前をわかっているかどうかは、赤ちゃんのみぞ知るです。
けれど、「わかってるのかしら?」と期待しながら、にたにたと寝ている赤ちゃんをのぞき込む、その時間が、きっと楽しいのでしょうね。
親バカならぬ、○○バカです。
自らは決して名乗りませんが。(愚かな抵抗ですね)