20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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がらんとした仕事部屋

2011年03月22日 | Weblog
              
  
 今日は東京で用事をすませ、夫はまた新幹線で単身赴任先へ。
 夫が東京にいたときに、ちょっと揺れた地震に遭遇したのは1回だけ。
「そろそろ終息に向かってるね」
と、夫はのんびりした声で。

 でも滞在中に、夫は私のために壁から壁までのサイズを測ったり、頑強な書棚の研究をしてくれたりして新しい書棚を壁面一面にと、3つ買ってくれたりして、またそれがお店から届いたときに困らないようにと、せっせと自分の書斎に私の膨大な本を台車に乗せて何回も運んでくれたり・・・。
 
 地震のときに家にいなかったので、その埋め合わせでもしてくれるかのように、私の部屋の整理にあたってくれました。
「このままにしていたら、きっと気持ちが萎えたままだよ。前向きになるためには、まずは身のまわりを整えることだ」と。
 
 と、そんなわけで私の仕事部屋は、いま、机があるだけ。
 がらんとしています。
 それはそれで、所在ない思いで、いま、パソコンに向かっています。
 
(写真はがらんとした仕事部屋。なぜかトルコの魔除け、ナザールボンジュウだけは落下せずに残っています)
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