20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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文旦

2023年02月12日 | Weblog
            

先日、姉から、恒例の季節のご挨拶、「文旦」が届きました。

同じ東京に住んでいても、もう10数年、あっていません。
季節のご挨拶に、毎年、姉がお気に入りの高知の文旦を、お取り寄せして送ってくれます。

でもだんだん、お互いの「生存確認」ご挨拶になっています(笑)。
お礼メールを入れると、家族の近況メールが返信で送られてきます。

石垣島に夫婦で住んでいる、姉夫婦の次女夫妻がテレビ取材され、放映されたYouTube を添付で送ってくれました。
彼女は、多摩美だか、武蔵美だかの学生時代に、ベトナムに行って、そこでベトナム料理にすっかりハマってしまったようです。
お料理学校に行ったわけでもないのに、独学でベトナム料理の研究を重ね、何度もベトナムに行ったりして、結婚前は小金井の近くにお店を出していました。

頑張り屋さんの彼女は、バイトでお金を貯めて、若くして、そのお店を経営していたのです。時々はバイトも雇って。
二十代でしたから、大したものです。
彼女たちの結婚式の二次会も、そのお店でやりました。

その後、旦那さんが石垣島出身の人で、彼の実家の土地に家を建て、もう数十年も、石垣島で人気のベトナム料理のお店をやっています。
おいしそうなパンも、彼女の手作りです。

今回、YouTubeで始めてお店の様子を見ました。お店の中の様子も・・・。
異国情緒あふれています。

Tちゃん。変わっていない。
たくさんのスパイスを、お料理にすごく使っているらしいです。
それが感方薬のような役割をして、健康そうです。
すごく若くて、生き生きと生きています。

「あなた、Tちゃんが、テレビのYouTubeに出てるわよ。ほら、しゃべってる」
と、夫も呼んで、一緒にそのテレビのYouTubeを見ました。
「Tちゃん、全然、変わってないね。若いね」と、夫が。

髪の毛にくるっとターバンを巻いて、髪をてっぺんで束ね、巻きスカートのようなエプロン。
お化粧もしていないのに、可愛くて、カッコイイです。
彼女には、もう数十年、会っていません。
嬉しいYouTubeでした。


さて、文旦。
近頃は、夫も私も、この文旦の美味しさに、ハマっています。
ネットフリックスを見ながら、いただきます。

昨日の土曜日は、家に缶詰で、確定申告を仕上げました。
ですから、今日の日曜日にでも、三越に行って、お酒は飲むけれど、甘いもの好きの姉の旦那さんと、甘いもの好きの姉に、美味しい和菓子でもお送りします。

今年も、そんな季節なのですね。
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