20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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文学賞選考の季節

2014年02月20日 | Weblog

         

 とうとうそんな季節になりました。

 今年も文学賞の選考が、いよいよはじまります。

 

 今日は第一回の文学賞委員会です。

 ところが、日本ペンクラブの子どもの本委員会と重なってしまいました。残念ですがペンクラブは今回欠席させていただきました。

 皆さん申し訳ございません。

 ペンクラブのシンポジウム「いのちのかたち、生き方のかたち~3・11後の子どもたちの未来」が、3月11日に青山学院短大で行われます。

 詳細は、また後日お知らせいたします。

 

 さて文学賞ですが、今日の文学賞委員会、そして次回の文学賞委員会あたりで昨年刊行されたすべての本を読み、賞対象の本を絞り込みます。

 そして協会賞・新人賞の選考委員会にバトンタッチします。

 私は新人賞の選考委員でもあるので、作業は引き続き継続です。

 日頃、かなりの本を読んでいたつもりですが、まだまだ読んでいない本もたくさんあります。

 

 ここ10年以上出版不況が続いています。

 そんなとき出版社は、逆に本を出し続けなければ、経営がまわっていきません。

 ですから本は毎年、たくさん出版されています。

 昨年も、312点もの新刊が出版されました。

 ただそのことで、1冊の本の現実的な(増刷などの)寿命がとても短くなっています。

 一部のベストセラーを除いては・・・。

 作家にとっても、絵本作家・画家にとっても苦難の時代です。

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