梅一輪 一輪ほどの 暖かさ (服部嵐雪)
「春告鳥」とは、ウグイスのことだそうです。
「春告魚」は、鰊の異名。
また「春告草」は、梅の花・・・。
梅は、春風を待ちながら咲くところから「風待ち草」とも呼ばれているそうです。
豊かな日本語に身を寄せていると、野や、山や、海から、待ち焦がれた春の気配が運ばれてくるような・・、そんな気持ちになります。
写真は、先日亀戸天神にいったとき撮した、梅の花です。
梅といえども、「白梅」「紅梅」ではなく、ひとつひとつに名前があります。
なるほどよく見ると、それぞれが違う表情をしています。