20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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「とうげの旗」(信州児童文学会)

2009年10月17日 | Weblog
 昔からの作家の友人Tさんからご恵贈いただいた、信州児童文学会で発行している「とうげの旗」です。
 
 この「とうげの旗」は、全国で唯一の営利を目的としない子どものための読み物雑誌だそうです。
 信州児童文学会というのは、信州にお住まいの作家たちで作っている会です。
 歴史のあるこの会は、発足からすでに50年。
 そしてこの「とうげの旗」は発刊38年の歴史があるということだそうです。
 
 全国にはたくさんの児童文学の組織があります。
 北海道・山形・福島・群馬・北陸・中部・・・そしてこの信州。
 けれど50年もの歴史を持つ会というのは、そのなかでも稀だそうです。
 地域の子どもたちに根を張っている貴重な雑誌です。
 ご興味のおありの方はぜひ、ネットで「とうげの旗」のホームページをお訪ねください。

 さて友人のTさん、通称ジャレは、この雑誌の中で母校の木曽福島にある小学校をたずね、母校の自慢できるものを取材したり、自ら発見したりしたルポを発表しています。
 ジャレは数年前、『松商ナイン1991年の快進撃~球児たちの15年』(郷土出版社刊)とご本を出版されています。
 このご本は長野県中を熱狂させた松商チームの強さと魅力、彼らの人生を徹底取材したノンフィクションです。
 ぜひまた、彼女の捉まえた問題意識からのノンフィクションを楽しみにしているところです。

コメント (2)
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