夜明け前後のひんやりした外気、夕方窓から吹き込むそよ風、日中の猛暑の日々、これほど有難いことはない。軽井沢の別荘で過ごしている人にはこの有難さは分からないだろう。基本扇風機しかない部屋で過しているから猶更だ。その扇風機壊れてしまったのだが修理を試みた。見事に復活してニンマリである。さあ掛って来い、この夏はこれで乗り切るぞ。冗談は言っていられない。年下の初老がエアコンの無い部屋で熱中症で死亡したというニュースがあった。正直無理はできないなと思っている。
東北地方が大雨に見舞われて洪水が発生している。農作物の被害も甚大なものになるだろう。流域に降った雨と河川に流れ込む量はシミュレーションできるだろうから氾濫は予測できそうな気がする。人災と呼ぶのは簡単だが河川は土砂の堆積などで水底は絶えず変化している。堤防の補強(嵩上げ)はピンピントで予測することは難しいのかも知れない。雨も農作物にとっては必要なものだが自然には適度というものがない。過剰か過少のどちらかである。イタチごっこだが防災に完成というものはない。人災は主に行政の事後処理に顕著である。能登の復興はまだまだ。絆を美談にしては駄目だ。これから台風のシーズンに突入する。首長の覚悟が問われる。コロナも11波が懸念されている。10月からワクチン接種が始まるようだが高額負担に躊躇っていたがもう気持ちは固まった。幸い過去6回大した副反応は無かった(本当に効いているのかと疑ったくらいだ)。
山形県警は大雨による救助要請で臨場中のパトカーが流され、乗っていた警察官2人と連絡が取れないと発表した。2人の安否はわかっていない。何とも悲惨なことである。パトカーだから危険だから引き返すという選択は無かったのかも知れない。構わない。引き返しても。