太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

言葉の格闘技

2024-05-29 07:19:18 | 日記

 都民ではないから野次馬に近いのだが次の都知事選に蓮舫氏が立候補するとのこと。自民党が大物を担ぎ出す気配はなく(出る方も躊躇するだろうが)小池VS.蓮舫となると他の候補は霞むだろう。豊洲移転やオリンピックあるいは静岡のリニアのような明確な争点の違いは見当たらない。そうなると人気投票のようにならざるを得ない。都下62区市町村の首長のうち52が小池さんに出馬要請しており多分誰が対立候補になっても勝てないように思うが。特に小池さんは表に出なくなって(露出が減って)逆に大物然としてきたように思う。口さがない奴が言っていたがスピッツとブルドッグの闘いだと。スピッツはひと昔前の人気の小型犬種で白毛が美しい小さな犬だが兎に角良く吠えた。近所に飼っている家があり四六時中鳴いていたように思う。それでも久し振りにスキャンダルに依らない都知事選であり面白い。選挙は言葉の格闘技である。自らの公約を披瀝するだけでなく相手の誹謗中傷も憚らない。スポーツ観戦の目で見るのは申し訳ないが野次馬はこんなもんである。

国政では自民党が補選で連敗するなど裏金問題が尾を引いているが国民は野党に希望を見出している訳ではないだろう。政党というより個人の魅力で立憲もその辺りを理解しておかないと判断を誤る。東京都の2020年予算は一般会計7兆5千億、特別会計・公営企業会計と合わせると約15兆2千億円である。国家予算で近い国を見るとインドネシア約18 兆円(2019年度)・ノルウェー約16兆円(2019年度)・スウェーデン約13兆円(2020年度予算案)である。都はちょっとした国レベルである。一時は国政への復帰が噂されていたが総理の椅子でもない限り魅力はないのでは(野次馬の目)と思う。都庁には仕事で何度か足を運んだが都庁ビルを見上げる度に、ここのトップになることは凄い事だと意味もなく感銘を受けたものだ。当時は我が県の知事があまりに頼りなくて野次馬にもなれなかった(今は交代して結構マシ)。

勝ち馬に 乗ったつもりの 落馬かな 拙老拝



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