太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

やはり暗いAI(人工知能)の未来

2024-07-07 07:00:07 | 日記
 市民講座は「AIの進化と経済社会」だったがAIの明るい未来はなかった。一言で言うと全ての人が善良にAIを使いこなすことはないと言う事だ。最近のAIの進化は目覚ましく想像を絶する。最近流行りの生成AI(画像や文章などのコンテンツを作り出すAI)は画像生成AI,言語生成AI,音楽生成AI,動画生成AIなどが開発されているが画像生成AIでは実在しないモデルを」様々な全身コーデであたかも実在のように作ることが出来る。言語生成は言葉の後に続く言葉の確率に基づいて文章を生成するがキーワードを打ち込めば論文だって書ける。GPT-4(OpenAIが開発)が有名だがGoogleのGemini1.5も良く出来ているらしい。その他幾つかの会社も開発している。学生のレポートがGPTで作成されたか否かは正確な文章で書かれているとGPTを疑うとのこと(人間は必ず文章を間違えるから)。冗談とも言えない裏話もあった。アメリカの調査ではGPT3.5は司法試験の下位10%の成績だったがGPT4は上位10%の成績を修めたとのこと。既に学術的な知性は平均的な人間を超えている。DIYテクノロジー(専門家でない個人が扱えるような技術)によって誰でも作家、デザイナー、漫画家、作曲家などのクリエーターになれる。訓練など積まなくてもだ。最も恐ろしい現実は既にアメリカの一部で起こっているらしいが事務労働者(ホワイトカラー)の仕事をAIが代替し技術的失業者が出る。彼らの多くは頭脳労働へ移行せずに賃金の安い肉体労働(ブルーカラー)に移行しているとのこと。GDPにとってはマイナス要因となる。講義の中で何とかバラ色の未来を描きたかったがヒントは無かった。何処そこの商社の受付は美人揃いなどと言っていた時代が懐かし。近いうちにロボットが代替するだろう。
偶然だが朝刊の社説に「AIの軍事利用」が載った。現在の兵器は現在、標的の選定まではAIが行うが攻撃か否かは人間が判断している。近い将来、人間の関与なしにAIの判断で攻撃まで行う自立型致死兵器システム(LAWS)が登場する可能性は高いと。ドローンに代表される無人機は戦場の膨大な情報を短時間で収集・分析し、作戦を立てる。軍事利用については国際ルール作りの必要性が国連で議論が始まった。ミサイル発射で「国連決議違反」という言葉はマスコミで何度も聞いた。交際ルールは守らない国で出て来ることは常である。もはやAIの判断か人間の判断かは大きな意味をなさない。確かなことはそのAIは人間が作ったものである。弊ブログはGPTで書いているか?否、誤字脱字の多さでそれくらい分るでしょう。

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