太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

年俸6千分の一の涙

2024-07-03 06:49:27 | 日記

 今日は新紙幣の発行日である。1万,5千、千円札が新しいデザインになり順次入れ替わっていく。旧紙幣は回収して廃棄されるのだろうが勿体ないからくれないだろうか。そんあことはあり得ない。旧紙幣も勿論使い続けられるから超お年寄りの方詐欺にあわないように。そして渋沢さんぜひ我が家にもお立ち寄り下さい。

北朝鮮の弾道ミサイル発射実験が相次いだ頃、痛しかゆしとブログに書いた事がある。実験を繰り返して命中精度を上げてくれなければ逆に脅威ととなるからだ。失敗して日本に落ちたなどと謝って済む問題ではない。ところろが現実に起きたようだ。7月1日に二発の短距離弾道ミサイルを発射し1発は約600キロ飛行したが2発目は約120キロ飛んだ後「平壌に近い、民家がない地域」に落下したとの見方を韓国軍が発表した。もし首都平壌に落下していたら成功と発表するのに苦労するところだった。

39歳の年俸「305億円」男、ポルトガル代表のC・ロナウドがEURO2024決勝トーナメントでスロベニアと対戦、延長戦でポルトガルにPKのチャンスが到来。しかしロナウドのシュートは相手キーパーに阻止された。ロナウドは、延長前半が終わると号泣し同僚に慰められていたとのこと。あれ程のキャリア、超一流の選手が、である。悔し涙だろ思うが勝負に対する執念は衰えていない。まだまだ大丈夫だろう。大谷選手もチャンスで凡打の時は気持ちを切り替えると言っていたが一人になった時は悔し涙を流しているかも知れない。

かくいう私も仕事で結果が出ない時チームにはあくまで強気で発破をかけていたが寝るときは涙したものだ。部下を叱咤激励する。よくあるシーンだが最初から出来た訳ではない。当時太陽電池の変換効率を上げるプロセスの開発をしていた。条件を変えながら何度もテストしたが上手く行かない。ある日休憩室のソファーで寝そべっていたら知り合いの役員がやってきてどうしたと聞く。開発の成果が出ないと言うと、リーダーの君が落ち込んでどうする。部下はその姿をみてやる気が起こると思うか。カラ元気でもいい、陽気に振舞えと言う。まるでスポ根の一場面のようだがそれから思わぬ成果を上げることができた。ラッキーにも飛躍的に変換効率を上げるプロセス開発に成功したのだ。多分今でも世界のプロセスで使われているだろう(特許が切れてあっさり真似された)。自分がやり遂げたことではない。チームの優秀な部下たちの知恵のお蔭である。最もエキサイティングな時代の一コマである。皆定年になってそれぞれの環境で時々はふと当時を思い出して涙しているだろうか。



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