太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

3つの鬼門

2023-06-19 06:58:39 | 日記

年と共に出来なくなることがある。一つは指先が感覚が鈍るのか動かす神経系統が混乱するのか兎に角不器用になる。道具袋にペンチ、ニッパー、巻き尺、ヤスリ、ドライバー、レンチなどを入れているのだが何かを取り出す時手を突っ込んで探すことはほゞ無理である。形や大きさが違うので出来そうなものだが出来ない。結果全部を投げ出して目的のものを掴むことになる。昔は釣糸など目を瞑んでも結べたが今は絶対無理。日常よく使う財布、時計、車のキー、家のキー、眼鏡などは同じ箱に入れてあるがこのうち一つだけ取り出そうとすると手探りではできない。目視で確認しなければならない。

次は3つ以上の作業を同時並行してやることができなくなる。主婦の例なら鍋を火にかけて吹きこぼれないよう注意しながら冷蔵庫に品物を詰めながら好きなTVドラマの進行を時々確認するようなものだ。時系列に並べればなんでもない作業でも同時3つは無理、2つまでだ。食堂のメニューで並・上・特上と3段階あると迷う。若い頃なら並と平気で言えたが今ではいい年こいてとか滅多に来ないのだからとか財布に余裕はあるなとか迷ってしまう。挙句見栄張って上に落ち着くのだが。こんなことが出来なくなったのかと自覚することは最近間々ある。3の鬼門とも言えるが衰えないのはチャンネルを頻繁に変えながら3つ以上の番組を観た気になれることくらいか。

今日この後どうするか。まず録画した大谷選手の試合を早送りで観て天気が良さそうなので釣りでも行くか。車の給油はまだ少し残っていたが昨日満タンにした。釣りの帰りに図書館に寄ってそのついでになどと考えていたらきっと忘れて出直すはめになるからだ。言うまでもないが大谷選手は第24号のHRを打っていた。トラウトとのアベックHRで理想的な勝ち試合だった。始まりはこれでよし。



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