太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

言わんこっちゃない

2018-02-10 09:24:46 | 社会観察

FITによる買取2019年問題については掲題でブログに書いたことがある。しかし、最近も蓄電地を設置しませんかという電話は相変わらず掛ってくる。販促トークは二つ。今なら蓄電地設置に補助金が出ます。もうひとつはFITの買取期間が終了すると、引き取り手のない余剰電力はタダで一般送配電事業者が買い取ることになるという。それなら蓄電地に溜めて自家消費に回すべきです、と自信たっぷりに話す。こちらも素人ではないので、「それは決まった事ですか」と訊ねる。いや経産省の委員会で出た意見です、と流石に本当のことを言う。オーバートークをすると後で大変な目に遭いますよ、と注意するとだんだん弱気になってくる。お年寄りや素人はなる程、タダで呉れてやるより自分で使った方がましと思い込んでしまう。蓄電池を買った後にアグリゲータ-が買い付けに来たり、現在の電力会社が市場価格近辺で買い付けるという話が出たら相当市場は混乱する。蓄電池の販売元は、「いえ決まったとはいっていません、可能性があると言っています。」と100%逃げる。委員会の先生方は日銀総裁ほどの影響力は無いが、自らの発言が市場にどのような影響を及ぼす可能性があるかくらい慎重に考えて発言すべきである。さらに業界は最新の正しい情報を常に発信すべきである。蓄電池が普及すること自体は悪い事ではない、寧ろ望まれる。電力会社の販売電力量が減ることは確実だが、EVの蓄電池しかり、溜めることが費用的にも難しい電気を分散して溜めてくれるわけだから当然太陽光などの変動再エネの安定化にも繋がる。トリッキーなトークで普及してもそれは長い目で見て健全な発展とは言えない。要は正しい情報の下に正しい販売を心掛けなければ騙されてインフラ整備がなされてもOBとしては嬉しくはない。

P.S

この歳になると服を買い換えることに悩んでしまう。基本はまだ破れていないということだが最近の生地はそう簡単には痛まない。スーツになるとさらに迷いは大きい。サラリーマン時代は必要な都度揃えてきたが、今では何着も貯まっている。時々だが東京に出掛ける時はスーツで出る。中でも気に入っているものが袖口がほつれ出していることに気付いた。買い換えたとしてもあとどれくらい着るチャンスがあるか分からない。試しに洋服の直しの店に尋ねたら両袖を少し内側に曲げて縫い直せば良い、3700円ですという。元が5万円ちょい位だったから迷ったが修理に出した。新品同様になった。そこに銀座の公立小学校の制服がアルマーニとかいうブランドで全部揃えたら8万円くらいだというニュースがあった。次はグッチかヴィトンのランドセルだろうか。仕事でその小学校の傍を通ることがよくあった。夕方には結構高級車が迎えに来ている。別にブランド品でも高級でも構わないと思うが、金持ちの子どもだと思われて誘拐のターゲットになったりしないように。本当の金持ちなら汚れようが破れようがきにしてはいけない。ベンツに乗ってコンビニにいくようなもので、普段着、当たり前を装う必要がある。身長が伸びて着れなくなっても洋服の手直し店で修理加工などしてはいけない。次を買う。多分周りを忙しく歩き回っているサラリーマンは皆もっと安いスーツを着ている。近くにサラリーマンの聖地新橋駅前があるが、決して一人で近づかないように。不埒な中年サラリーマンが俺はこんなに苦労し、背広はテカッている。やっかみ半分で小突きまわす危険もある。貧乏サラリーマンめと心で叫び、足早に通り過ぎること。ついでに教員の服もブラン品に限ったらどうだろう。その方が銀座らしい。すぐ傍の数寄屋橋公園にはついこの前まで何人かホームレスも居た。彼らの前をアルマーニを着た小学生が歩く姿はきっとニュースの続きになる。それよりも日本一安い制服を導入した小学校も取り上げて欲しい。修学旅行は新橋駅前が良い。貧乏サラリーマンがチョコレートくらいくれるかも知れない。私のような人種が生きている限り黒田さんが続投してもインフレ目標2%には永遠に届かない



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