太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

世の中小さな嘘の塊か

2015-10-17 09:03:43 | 社会観察

大手ゴムメーカの防振ゴムや大手不動産開発会社の杭打ちデータ虚偽など当該社にVW問題に対する感想を聞いて見たいものである。防振出来ずに会社は大きく揺れ、杭(悔い)は残るというシャレにもならない。良く考えてみると世の中大なり小なり小さな嘘は溢れているのではないだろうか。食品や産地偽装も記憶に新しい。マンションも手摺さえズレなければ・・・・と担当者の悲鳴が聞こえる。記録紙のインクが切れたから他のデータを流用?全部インクが切れていたら全編流用?現場は他の杭も似たようなものだろうからと軽い気持ちで流用したのかも知れないが元請けはこれを見抜くシステムがあったのか。生命財産に関わる重要な工事であるなら本来なら厳重に(発行)管理された記録紙で原データを残すべきであろう。30年くらい前、太陽電池の引き渡し出力試験は晴天日に屋外で行われた。試験官は記録紙ごとに自分のサインをその場で入れる。ガーナ人相手だったが、心の中ではこの野郎信用していないのかと思ったものである。今なら原紙に特殊印刷で印を入れておくとかもっと穏やかに管理できるのではと思うが。嘘には必ず天秤に掛ける対価がある。利益であったり名誉、義理もあるかも知れない。しかし、複数が関わる嘘はバレルものと覚悟しておいた方が良い。対価からバレタ時のリスクを差し引いて考える必要がある。ここで複数というのは会社業務や不正政治献金などが組織的に行われる場合、関係者の中に正義感の強い輩や反対勢力が必ず混じるという現実。ネット社会では嘘の暴露もまた容易である。業務に限らず、絶対正直にというのはなかなか難しい。意図しない、結果として虚偽になる場合も少なからずある。嘘も方便という言葉(white lie)もある。それでも正直であれという気持ちは常に持ち続ける必要がある。何故なら経験からして嘘や不正は覚えておく必要があるから凡人の数少ない記憶媒体脳細胞をそのために使うから新しい事が入って(記憶)これない。正直な事は忘れて良い。歳とともに脳細胞は死滅する。なるべく空き容量を確保していないと益々時代に付いて行けなくなる。

 



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