太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

安全が担保されてのスリル

2022-04-27 06:42:47 | 日記
 もう殆ど何の関係もないがGWがやってくる。これと言って予定もなく待っている訳でもない。それでも昔は少しは楽しみだった。古いタイプの人間なので有給休暇をとって遊ぶなど考えてもいなかった。他の人が働いていると思うと精神的に開放されなかった。しかし皆が休むGWは気分的には自由になれる。精々近場に子供を連れて行くくらいだったがそれでも待っていたように思う。今は毎日がゴールデンイヤー(GY)なのでわざわざ混み合う所に行く気もしない。コロナ禍では尚更である。蓄えもないけど借金もない。大きな病気に罹っているわけでもない。自分のことは自分でできる、何とか人に迷惑を掛けないで暮らしていることを良しとしなければならないだろう。それは正月や盆休みも同じである。楽しみが無いことを不幸と思うか、何もなくても無事でいることを幸せと思うか考え方次第である。人生山あり谷ありと言うが見渡す限り何もない大平原ということもある。若い頃は最も忌み嫌い侮蔑していた生活スタイルだがそうなってしまったことは仕方ない。拠り所は自活である。
 知床の遊覧船事故は最悪の結果となった。まだ見つからない遭難者の家族は何処か離れ小島に漂着して人知れず生き延びているのではないかという奇跡を信じたくもなるだろう。あの遊覧コースは数年前に行った。比較的大型船だったので岸壁からは遠く、カシュニの滝も雨どいから漏れる水くらいにしか見えなかった。小型の遊覧船は岸壁近くの波荒い入り江を出入りしている。スリルがあっていいなあと思っていた。しかし観光である。命をかけるスリルなどあり得ない。ジェットコースターだって軌道を外れることなど無いと信じているからスリルを味わえる。コロナ禍も長く、今年のGWは各地で人出が予想される。使っていなかった遊具や人混みが絶えて久しい場所もあるだろう。どこの観光場所も必ず管理責任者が居る筈だ。コロナ前は大丈夫だったという言い訳は通用しない。行楽客を楽しませたいという気持ちは分かる。しかし金儲けが優先されると思わぬ事態になる可能性もある。それは管理者側の家族にも不幸を齎す。
 釣りに出掛ける時運転しながらついスピードがでてしまう時がある。そういう時は、所詮遊び遊び、急ぐ必要など何処にもないと呟く。もうこっちはいいから若い人たち、家族たちGWを楽しんで下さい。管理側は安全の担保を。