ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

我が家のクラインガルテン(5月初旬)

2015-05-07 22:58:00 | 日記
2015年5月5日の畑の様子です。初めて植えてみた「そらまめ」は元気よく育っています。


そろそろ収穫タイミングでしょうか。

ジャガイモ(アンデスレッド)は、前回の写真(ブログ掲載)に比べ、随分と葉が繁っています。中には花を咲かしているものもありました。



この日は1回目の土寄せもしました。収穫は6月末か7月初旬頃かと思っていますが、それまでにはあと2回ぐらいは土寄せする予定です。ちなみに今年は畝間1m、株間50cmぐらいとしました。(昨年は80cm、40cmでしたが・・・)収穫量などに差が出るのでしょうか。


そして、写真はありませんが、本日(5月7日)はサツマイモ用の畝を起こしてきました。5mぐらいの長さで4本、これで50株ぐらいを植える予定です。近くの田圃(稲作)からの漏水があって、水分が多くなる土質(地形)なので「高畝」にしています。

私たち夫婦でやっている野菜・ハーブ作りは、あくまで自給用なのでオーガニック栽培で、化学肥料や農薬は使っていません。なので、安心して食べることができます。(厳密には、前の畑使用者がどのような栽培をしていたのかは不明なので、3年は経過しないと・・・)

スーパーなどで並ぶ野菜も食べていますが、どのような方法で栽培されているのか気になるところです。大量生産ではなく、安全・安心で生産できる量と言うのはある程度限界があるのでしょうね。その意味では、生産者の顔が見える方式の栽培・販売方法と言うのは、今後益々関心が高まるのでしょう。そして流通コストなどを省いて直販することで、妥当な金額レベルに収束(?)していくのではないでしょうか。

画一的で・量産的で・低コストのもの・・・これらは徐々に遠ざけられるのではないかと感じます。ドイツでお世話になったOさんの目指す地域内で循環するスタイルが、サステイナブル(持続可能)な社会の最も基本の要素の一つに思えてなりません。