キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

フロッピーディスクの話

2022年09月03日 | Current news
たまには、時事ネタです。今日はこんな記事がありました。
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「日本は旧式のテクノロジーにこだわることで有名」。
“フロッピー提出”に海外メディアが厳しい指摘 byハフポスト日本版
日本は未だにフロッピーディスクを使っているーー。河野太郎・デジタル相が、行政手続などでフロッピーディスクの提出を求める条項を全て撤廃する意向を示したことに、海外メディアが驚きの声をあげている。なかでもBBCは「日本が古い習慣のためにニュースのヘッドラインを飾ったのはこれが初めてではない」などと手厳しい内容だ。河野氏は8月30日の記者会見で、行政手続きの際にフロッピーディスクなどの記録媒体の提出を求める条項がおよそ1900あることに言及し、全て撤廃させる意向を示した。(抜粋)
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社会人になった35年前、職場で8インチのフロッピーディスクを使っていました。当時はデータの記憶媒体はこれしか無くて、ペラペラの厚紙みたいなディスクを大事に持っていた記憶があります。その後、プラスチックケースに入った3.5インチのフロッピーが普及して、扱いも簡単になり、資料作成でお世話になった思い出があります。フロッピーディスクというのは「思い出の中」にしか無い過去のものという感覚でしたが、先日の山口の事件(給付金誤送金)で、未だに役所と銀行のデータのやり取りに使われていると知って驚きました。
今回のデジタル相の意向は、この事件と時代の流れに沿ったものだと思いますが、混乱が起きないように慎重にやってもらいたいと思います。
因みに、フロッピーディスクは古いメディアですが、機密性の保持の観点では、ある意味有効な手段です。(データを読み取る機材が売っていないので、漏洩しにくい)記事によると海外から「古い習慣」と馬鹿にされているけれど、でも「それがどうした」です。そういうものは、日本に限らずどの国にもあります。場合によっては、このような古い手段で機密を守るという事も必要かもしれない。要は使い方次第なのです。この記事を読んでいて、そんな事を思いました。

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