キマグレ競馬・備忘録

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本「全文完全対照版 孟子コンプリート」

2022年09月05日 | Book
論語と並ぶ古典である「孟子」を現代文、書き出し文と原文で解説した本。幕末の思想家吉田松陰が心酔したと言われる。
読んでみて、孟子は自己主張が強く理想主義であるように感じた。議論の相手に負けない。ああ言えば、こう言う。自己の主張を絶対曲げない強い意志を持っている。自分の主張を裏付けするエピソードや例え話も多くて面白く読めた。日本のことわざになっている言葉もある。
この本は、600ページ以上の厚さで内容も盛り沢山なので、まず著者の短文の超訳を見て、気になる言葉があればその現代訳や書き下し文を読むのが良さそうだ。
因みに、孟子の言葉でよく使うのは、「五十歩百歩」(多少の違いはあっても本質的には何も変わらないということ。 大した違いがない様)。
よくある?用例:
G君「俺の写真は、フルサイズ一眼カメラで撮ったんだぜ」
Sさん「私の写真は、コンデジで撮ったのよ」
K君「スマホの画面で見たら、五十歩百歩だね」(^^;)

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