キマグレ競馬・備忘録

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サウジアラビア競馬~サンバサウジーダービー フルフラット優勝

2020年03月01日 | Horse Racing
昨夜は、サウジアラビアカップが行われました。
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【サンバサウジダービー】武豊騎手騎乗フルフラットが日本馬初の
サウジアラビアV!
現地時間29日、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた
サンバサウジダービーC(3歳・ダ1600m・1着賞金48万米ドル)は、道中3番手で
レースを進めた武豊騎手騎乗のフルフラット(牡3、栗東・森秀行厩舎)が、
4コーナー手前で先頭に立ってゴールまで押し切り、2着のミシュリフ
(牡3、英・J.ゴスデン厩舎)に2.1/4馬身差をつけ優勝した。
勝ちタイムは1分37秒91(良)。さらに1.3/4馬身差の3着にファイナルソング
(牝3、首・S.ビン・スルール厩舎)が入った。
勝ったフルフラットは、父Speightstown、母Golden Flair、その父Medaglia d'Oro
という血統の米国産馬。中東・サウジアラビアの地で日本馬初の勝利を飾った。
通算成績はこれで6戦2勝。
本馬を管理する森秀行調教師は、アグネスワールドが制した2000年の
ジュライC(英GI)以来となる海外レース勝利となった。
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日本馬5頭が参戦して、いずれも見所のある良いレースで楽しめました。
特に武豊騎手騎乗のフルフラットは圧巻の走りでした。フルフラットは
終始持ったまま自分のペースで走り、後続の馬が次々と脱落していって、
最後は追い込み馬に迫られましたが、余裕の勝利だったと思います。
安心して見られるレースでした。今後のレースも大いに期待できそうです。
惜しかったのは、マテラスカイ。こちらも逃げてマイペースで進めましたが
最後の1ハロンで脚が鈍ってしまい、ゴール直前で差されてしまいました。
あと1,2歩という所だったので、悔しい2着でした。
芝のディアドラも良いレースでしたが、こちらも後方から差されて2着。
直線残り1ハロンで抜かれ、それを差し返しに掛かったところがゴールでした。
勝てそうなレースだったので勿体なかった。休み明けで反応の鈍さも
あったと思います。こちらも次走に期待したい。
サウジカップは、やはり米国馬の強さが際立ちました。スタートの速さ、
反応の良さ、スピードの持続力が圧倒的でした。日本馬は2頭とも出遅れてしまい、
ゴールドドリームは直線で多少見せ場はありましたが、残り1ハロンで脚が
上がってしまいました。クリソベリルは全く見せ場なし。残念な結果でした。
優勝したマキシマムセキュリティのパフォーマンスは圧倒的で、
現状の日本馬が勝つのは相当難しそうです。とは言え、フルフラットのように
若いダート馬が良いパフォーマンスを見せ始めているので、期待感はあります。
凱旋門賞のような芝のレースばかり注目されていますが、米国、中近東の
ダートレースもこれからもっと注目しても良いと思います。
次走のドバイWCも楽しみにしたいと思います。

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