アメリカの競馬界にとって残念なニュースです。
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マキシマムセキュリティ調教師にドーピング容疑 by日刊スポーツ
米国競馬界に激震だ-。2月29日の第1回サウジCを制したマキシマムセキュリティ
米国競馬界に激震だ-。2月29日の第1回サウジCを制したマキシマムセキュリティ
(牡4、父ニューイヤーズデー)を管理するジェイソン・サーヴィス調教師を含む複数
の競馬関係者が競走馬に対するドーピングの容疑で起訴されたと9日、
米国のブラッドホース電子版が伝えている。
ニューヨーク州南部の米国地方裁判所で発表された起訴状では、サーヴィス師は
ニューヨーク州南部の米国地方裁判所で発表された起訴状では、サーヴィス師は
すべての管理馬に対し、ひそかに入手したパフォーマンスを上げる効果のある
薬物を投与。サーヴィス師とともに起訴された人物にはナヴァロ師(昨年の
ドバイゴールデンシャヒーン覇者エックスワイジェットを管理)もおり、親しい
獣医などとともに組織的な犯行と見られている。
すでに連邦捜査局(FBI)も捜査を行っていると報じられている。(後略)
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先日のサウジCでは、マキシマムセキュリティの強さに驚嘆しましたが、
実は薬物が投与されていたという話です。真面目にレースを見ていた
競馬ファンとしては、とても残念なニュースです。
格式の高いレースに出るのだから、フェアであって欲しいと思っていましたが、
高額な賞金が掛かると、どんな手を打っても勝ちたいと思うようになるのでしょう。
ある意味、調教師もドーピングという"ギャンブル"に出たのかもしれません。
最強馬を管理する調教師であっても、このような事をやっているわけですから、
推して知るべし、アメリカ競馬では薬物を普通に使っているのかもしれません。
そう言えば、昨年、西海岸のサンタアニタ競馬場では、毎週のように競走馬が
死亡して、開催が停止になったことがありました。もしかすると、薬物の関係が
あるかもしれない。そう思わせるようなドーピングのニュースでした。