キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

2014 G1菊花賞

2014年10月27日 | Horse Racing
【菊花賞】トーホウジャッカルがレコード勝ち(東スポWeb)
26日、京都競馬場で行われたGI第75回菊花賞(芝外3000メートル)は道中4~5番手を先行した3番人気のトーホウジャッカルが直線での叩き合いを制し優勝した。勝ち時計3分01秒0はレコード。2着は4番人気のサウンズオブアース、3着は7番人気のゴールドアクター。
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今年の菊花賞は、なかなか見応えのある好レースだったと思います。下馬評ではダービー馬ワンアンドオンリーの人気が高く、この馬を中心にレースが展開すると思われましたが、外枠に入ってしまった影響からか、位置取りに苦しんで見せ場なく敗れてしまいました。また、春のクラシックで高い評価を受けていた馬が次々と脱落し、夏の上がり馬が上位を独占する形となりました。
勝ったトーホウジャッカルは、このレースに参戦した馬の中で最も「若手」で、デビューからわずか5ヶ月弱でG1を制覇しました。前走の神戸新聞杯も勝ちに等しいレースを展開していただけに、この勝利は当然だったかもしれません。まだ若くて伸び代もありそうだし、スタミナとパワーを感じる走りで今後の中長距離をリードする存在になるかもしれません。酒井騎手も好騎乗でクラシックG1を初めて制覇しました。優勝インタビューも清々しくて好感を持ちました。これからの活躍に期待したいです。
今年の菊花賞は、内枠で先行した馬が断然有利な印象でしたが、3着のゴールドアクターも素晴らしい走りでした。上位2頭には及ばなかったけれど、枠順を考えるとこちらも力の差は無さそうです。
今年のレースを見ていて、春の実績馬と夏の上がり馬の実力差がほとんど無くなったような印象で、「名前」や「過去の実績」だけでは勝てないということを感じさせられたレースでした。

ちなみにテレビのF局の予想は「京都好走実績馬」を基に勝ち馬を予想していました。でも京都実績と言っても、1800-2000mの実績で3000mの菊花賞を予想するのはちょっと無理があるんじゃない?と思ってましたが、案の定でした。それと勝ち馬予想に、ワールドとかスターダムという大きな名前や華やかな名前につられてはいけませんね。

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