QHQの独り言

アマチュア無線局JR3QHQが日々思う事を掲載します。

支部長連絡会議行ってきました。

2006年02月06日 19時12分59秒 | 大阪府支部
昨日、2月5日予定通り、支部長連絡会議に行ってきました。

大阪空港7時15分発の飛行機で会場へ着いたのが、9時27分でした。
会議は、9時30分からです。ぎりぎりセーフ。

支部長の参加は、54名中41名の参加でした。
会議の室配置は、JARL本部側と支部長側が向かい合う形でセットされ評議委員会のような感じです。

私は、支部長連絡会議ですので円のように囲んで支部長同士がお互いに意見を交換するのかと思っていましたが、予想が外れました。

なんと言っても、選挙で選ばれた支部長でありませんので、この支部長連絡会議は、初めてでした。

詳しい配置は、JARL本部側は、前列に会長・副会長・JARD・専務・事務局長・総務部長・監事が座り、後列に各課の課長が座っていました。

支部長側は、エリア順に座り、私は、一番後ろの席でした。
兵庫県と奈良県の支部長は幸か不幸か一番前の席で会長と向かい合わせでした。

会議は、定刻にはじまり、会長・座長挨拶に各支部の支部長自己紹介と順調に進み議題に入りました。

会議の方法は、JARL本部(専務理事)の一方的な報告で始まり、業務報告・新人養成の強化・JARL登録クラブのあり方・支部事業の活動と活性化・非常通信態勢の整備とどんどん進んでいきます。
ようするに、これらの内容は、「支部長さんもっとガンバッテ会員を増やしてください、もっとガンバッテ下さいよ」というものです。

この全てが終わってから質疑応答と言うスタイルです。

頭の悪い私は、はじめの方で質問しようと思っていても次の報告説明になるとその質問を忘れてしまいます。
まんまとこの手法に引っかかってしまいました。

通常なら、1つ議題について報告や説明が終わるとその議題について質疑応答があるものです。
全て終わってから1つ1つ質疑応答ですのでくじけました。
相手は、やはり一枚上手です。これで出てくる質問の半分はなくなったでしょう。

また、このやり方おかしいので変更してくれと言う支部長もおらず、一部の支部長を除きほとんどの支部長が初対面のため、ちょっとした腹の探りあいがあり、難しいところがあります。
これが、横のつながりがあればいろいろ言う事も出来るのでしょうが・・・

議題で多くの質問が出たのは、やはり選挙の事です。

なぜ選挙になったのか、今の説明では納得がいかないもっと詳しく説明して欲しい。
一部の支部で地方本部とうまくいっていないところがあるので選挙をするのであればそこを変えればいいのでは、選挙を望む支部長が多くいると書いてあるがそれは本当か。

このような質問が、8エリアや0エリアの支部長から多く出ました。

答えは、やはりのらりくらりとかわし、一部の支部で地方本部とうまくいっていないところは無い、それは、噂だとか、皆さんは良くガンバッテ頂いている、うんぬん・・
ここで、予定の時刻をオーバーし昼食に入りました。
この時点で、業務報告の質疑応答です。

昼から、その続きを行い支部長からの不平不満の膿を出し切り業務報告の質疑応答が終わりました。

私は、ここで「支部長さんもっとガンバッテ会員を増やしてくださいよ、もっとガンバッテ下さいよ」とハッパを掛けるのなら、もうすぐ任期満了の推薦の支部長を集めず、選挙で選ばれた新しい支部長に対してハッパをかけるべきでは無いのかと質問しました、そして、今多くの支部長が出席しているので、この選挙について良く思っているかいないか確認すれば良いでしょうと提案しました、これはあくまでも支部長の思いで「みんなこう思っていますよ」と言う事を会長・理事に理解して欲しいと言う意味で提案しましたが、すかさず、東京都支部の支部長が反対の意見を出しました。

まぁ、当然です、支部長のみんなが選挙を望んでいないと言う事がここでわかってしまい、それでも選挙をすると言う事が歴然とでてしまうのですから。
理事側としては、たまったもんじゃありません。

また、この会議の議事録を公開するようにと要望しました。
理事会の議事録でなく、評議委員会の議事録のように誰が何を言ったかがわかるように。
たぶん、理事・評議委員・支部長まではこの議事録が届く事でしょう。
私は、議事録が手に入りましたら、クラブ代表者会議で閲覧できるよにしたいと思います。

議題の新人養成の強化についてでは、支部長からJAIAのやっている講習会では、肝心のオリエンテーションが無い、支部で合格した人に対してオリエンテーションの時間を欲しいと頼んでも、冷たくあしらわれるそれはなぜかと言う質問がありました。
これも、規定がありオリエンテーションは出来ないと言うことでした。
要望で、何とかしてほしいと言うことで終わってしまいましたが。

私としては、この講習会はどんどん支部主催でやろうと考えています。
当然、オリエンテーションもやります。支部が主催するのですから、講習会が終わってから出来ます。
ここで、誕生したハムの卵は、地域クラブに紹介し地域クラブでいろいろ勉強していただこうと思っています。
当然、JARL会員になって貰います。

そうそう、質問の中に、地域クラブの特権は何かと質問がでましたが、専務理事の答えは、「わかりません」と言う物でした。

支部事業の活動についてですが、質問の多くは、ハム人口が減少していっている中で、JARL本部は何もせず支部に対してばかりもっと何とかせよではどうしょうないと言う意見がありました。

私は、その支部長自信がいろいろな事を考え事業をするのが本当だと思います。
JARL本部におんぶにだっこではなく、こんな事をするのでココを助けて欲しいと言ってうまく使うのが支部長の仕事と思っています。

非常通信態勢の整備については、レピーターの貸し出しが出来様になったので災害の時使って欲しいと言うものですが、この条件がきつすぎます。
災害本部から要請があった時などのみで、宅急便で送ると言う物です。
詳しくは書きませんが、まぁ機能しないでしょう。
発電機もあるようですが、ガソリン・オイルは入っていないようです。
本部のある東京では役に立つでしょうが、その他の地域ではムリです。

ここで、重要なのは、大橋事務局長の報告です。

今年の国会で、社団法人・財団法人に関する法律が通過すようですが、この法律により現在ある法人の見直しが行われます。
JARLは、いろんなところでこの法律に触れる事になり、特に法人の目的でる公益性について問題があります。
現在JARLや支部・地方本部で行われている事業は、ほとんど公益性がなくこのまま行きますと、平成25年のリミットには、法人格が剥奪されることになってしまいます。
憶測ですが。今回の選挙もこれを見据えたものであるようです。

事務局長からの要請は、事業に公益性を持たせる為の事業をして欲しい、そしてボランティアと言うのは公益性として有効なのでボランティアの数や名前などを報告書などで残して欲しいというものでした。
私はこのことについては、良いと思っています。もっと公益性のある事業をアマチュア無線としてやるべきです。

会議の予定は、14時までとなっていましたが、約30分オーバーでこの支部長連絡会議は終了しました。

この会議で、決定されたのは、と言っても決定権はありませんが、和歌山県支部長の提案で支部長のメーリングリストを開設すると言うのもです。
ほとんどの支部長は、賛成しましたので開設されるでしょう。
これで、横のつながりできれば良いのですが・・・

最後に、この会議は意味があったかと言うと、支部長をこの後も続けようと思われる方には意味があったかもしれません。