始めたよ!一口馬主~チーム・ノーマンの挑戦~

競馬と少し距離を置いていたが、一口馬主を始めて、資金力が無いのに入れ込んでいるノーマンが書く備忘録

シルク勝ち上がり馬・12年産その17~ブロウユアマインド牡

2015-02-25 14:00:00 | シルク勝ち上がり馬
以前にシンプルザベストの12について書いたエントリー
残口あり牡馬(シルクその11)
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14日(土)の京都5R3歳未勝利(芝2000m)をシルクHCのブロウユアマインドが勝った。

ブロウユアマインド牡
1口3万円/500口
関西・吉田直弘厩舎
父ホワイトマズル
母シンプルザベスト
母父サンダーガルチ

配合の累代は、ホワイトマズル×サンダーガルチ×Northern Dancer×Sea-Bird。
Northern Dancer3D×4S×5D。

父ホワイトマズルの父ダンシングブレーヴは、柔らかさを伝えるナスキロ血脈Sir Gaylord+スピードを伝えるTom Foolの組み合わせのDroneを内包している。
また、ホワイトマズルの母母AutocraticもNasrullah―Bold RulerとPrincequilloの組み合わせ(ナスキロ血脈)。

芝向きの馬を望むなら、ナスキロ血脈を継続して強調したい。
母はナスキロ血脈を持っていないので、その継続は出来ていない。

母父サンダーガルチはミスプロ系なので、Mr.Prospectorの柔らかさに期待したいのだが、Gulch―サンダーガルチのラインは、Mr.ProspectorにHyperionと米血を中心に重ね合わせて、それらのパワーが全面に出た血脈だと思う。

また、サンダーガルチがハイハット(Hyperion直仔)を内包していて、本馬はハイハットのクロスがある。
他のHyperion直仔のRockefellaにも絡むようだとダート向きのパワーが強調されるはずだが、そこまではしていないか。

これらのこととNorthern Dancerのクラスから、リンクしたエントリーでは、「スピード不足と体の硬さの懸念があって、ダート向きかもなぁ」と書いた。

しかし、芝で勝ち上がった訳で、芝馬かもしれない。
芝馬だとしたら、サンデー父系の馬と戦うので、やや苦しいと思う。馬場が渋った1800~2000mのイメージ。

もしダート向きならば、芝で勝ち上がったことから、ダートなら上のクラスまで上がって行きそうな気がする。

と書いてきて、芝ダート兼用の馬な気がしてきたが、(ダートでなければダメという血統ではないからだが、)今後が楽しみなのは間違いなくて、このくらいの一口金額で楽しめたら良いなぁと羨ましく思う。

◇◇
金額的に出資候補だったのに自分は選べなかった訳で、今の自分では手頃な一口金額の馬の中から勝ち上がる馬を選ぶのは難しいと痛感している。

高馬に出資すれば、それなりに勝ち上がると思うが、それは血統レベルから当然。
懐が痛まないくらいの金額の馬の場合は、まぐれ当たりを期待するしかなさそう。

気分的には、「当たりを避けて出資したんじゃないか」と思うくらい。