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共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

頂いちゃいました

2017年03月28日 22時58分30秒 | 日記
今日は昨日と打って変わって、いいお天気になりました。日中の気温もグングン上昇して、一気に春めいてきました。

ところで、昨日これが届きました。これは『観世流初心読本』という謡曲の譜です。簡単に言うとお能の唄いの本です。知り合いのピアノの先生のお祖母様が使っていらしたものを、縁あって譲り受けました。

上の二冊は《竹生島》に《俊寛》と、なかなかの大曲です。一番手前にあるのは《土蜘蛛》や《橋弁慶》《鶴亀》等が収録されたものです。

私の祖父は長唄常磐津の類いは嗜みましたが、謠曲には手を出しませんでした。ただその分観るのは大好きで、私も子供の頃に祖父と国立能楽堂に出かけてお能や狂言を見ていました。なので、私にとっては馴染み深いものではあります。

この本には唄いの文言の欄外にシテやワキの出はけや装束、所作等が図解されているため、文字通り初心者にはうってつけです。いい機会なので、一度謠曲を習いにいってみようかしら…。
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