今日は「すっかり春!」といった風情でした。上着を着る必要性を殆ど感じずにいたのは久しぶりです。
そんな陽気の中、今日は明後日の加須市でのコンサートの練習に勤しんでいましたが、一段落したところで休憩がてら《Cafeあつめ木》にお邪魔することにしました。今日は、先日お邪魔した時に
「紅玉りんごが終わってしまうので、これが今季最後になります。」
と伺っていたタルトタタンを頂くことにしました。
パイやタルトといった製菓に使うりんごは『ふじ』『つがる』『王林』といった生食用の品種ではなく、硬めで酸味の立った『紅玉』がむいています。タルトタタンはそれをお砂糖とバターとでゆっくりと煮詰めて作るため、紅玉が終わってしまうと次に市場に出回るようになるまでメニューから姿を消してしまうのです。
タルト生地の上に、カラメルとバターをじっくりと煮含めた紅玉が分厚くのっています。提供前に粉糖をふった上から熱したスプーンを当ててキャラメリゼし、更に粉糖で薄化粧が施されてから運ばれてきます。柔らかく煮詰められた紅玉りんごには程よい甘さとほろ苦さのカラメルがたっぷりと染み込んでいますが、頂くと甘さと共にちゃんと紅玉ならではの酸味が口に広がります。時折添えられたバニラアイスクリームを絡めて頂くと、ほんのり温かくて甘酸っぱいタルトと、カラメルのほろ苦さと、甘く冷たいアイスとの相乗作用が絶妙です。もうすぐ終わってしまうことを惜しみながら、美味しく頂戴しました。
今日は普段あまりコーヒーを淹れてたことがないというスタッフさんがキッチンに入っていたので、いい機会だからと練習を兼ねて私の分のコーヒーを淹れて頂きました。仮にもお客様からお代を頂戴するものなのだから…ということで御本人はかなり心配しておられましたが、味わってみた個人的感想としては
『現時点でこのくらいに淹れられるのであれば、もっと経験を重ねていけばいい感じになるかも…。』
という感じでした。
これはより男性に多く見受けられますが、失敗することを恐れるがあまり何事においても及び腰になってしまい、なかなか新しいことに挑戦したがらない人がいます。ただ、何事においても始めから要領よくスイスイ出来る人なんてそうそう居ません。問題なのは、出来ないことに蓋をした上で棚上げしてしまって、きちんと解決しないことです。《聞くは一時の恥、聞かざるは末代までの恥》とはよく言ったもので、最初に小さく恥をかいてしまえば、後はその失敗を糧にして成長すればいいのです。
また彼がキッチンに入っていることがあれば練習台として私のコーヒーを淹れてもらって、カフェスタッフとしての自信を徐々につけてもらおうと思っております。
そんな陽気の中、今日は明後日の加須市でのコンサートの練習に勤しんでいましたが、一段落したところで休憩がてら《Cafeあつめ木》にお邪魔することにしました。今日は、先日お邪魔した時に
「紅玉りんごが終わってしまうので、これが今季最後になります。」
と伺っていたタルトタタンを頂くことにしました。
パイやタルトといった製菓に使うりんごは『ふじ』『つがる』『王林』といった生食用の品種ではなく、硬めで酸味の立った『紅玉』がむいています。タルトタタンはそれをお砂糖とバターとでゆっくりと煮詰めて作るため、紅玉が終わってしまうと次に市場に出回るようになるまでメニューから姿を消してしまうのです。
タルト生地の上に、カラメルとバターをじっくりと煮含めた紅玉が分厚くのっています。提供前に粉糖をふった上から熱したスプーンを当ててキャラメリゼし、更に粉糖で薄化粧が施されてから運ばれてきます。柔らかく煮詰められた紅玉りんごには程よい甘さとほろ苦さのカラメルがたっぷりと染み込んでいますが、頂くと甘さと共にちゃんと紅玉ならではの酸味が口に広がります。時折添えられたバニラアイスクリームを絡めて頂くと、ほんのり温かくて甘酸っぱいタルトと、カラメルのほろ苦さと、甘く冷たいアイスとの相乗作用が絶妙です。もうすぐ終わってしまうことを惜しみながら、美味しく頂戴しました。
今日は普段あまりコーヒーを淹れてたことがないというスタッフさんがキッチンに入っていたので、いい機会だからと練習を兼ねて私の分のコーヒーを淹れて頂きました。仮にもお客様からお代を頂戴するものなのだから…ということで御本人はかなり心配しておられましたが、味わってみた個人的感想としては
『現時点でこのくらいに淹れられるのであれば、もっと経験を重ねていけばいい感じになるかも…。』
という感じでした。
これはより男性に多く見受けられますが、失敗することを恐れるがあまり何事においても及び腰になってしまい、なかなか新しいことに挑戦したがらない人がいます。ただ、何事においても始めから要領よくスイスイ出来る人なんてそうそう居ません。問題なのは、出来ないことに蓋をした上で棚上げしてしまって、きちんと解決しないことです。《聞くは一時の恥、聞かざるは末代までの恥》とはよく言ったもので、最初に小さく恥をかいてしまえば、後はその失敗を糧にして成長すればいいのです。
また彼がキッチンに入っていることがあれば練習台として私のコーヒーを淹れてもらって、カフェスタッフとしての自信を徐々につけてもらおうと思っております。







