にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

束の間

2006-10-31 23:47:54 | Weblog
今日はお休みです。
これから年末に掛けて続く忙しい日々の前の、本当に貴重なお休みです。
カミさんの方もディズニー・オン・クラシックのツアーのインターバルでのんびりとしていました。
日曜日の深夜に福島から帰ってきて、あさってからは名古屋と関西方面に出かけます。
そんな感じで毎週末はツアーに出ている生活、私の方も11月は山梨や新潟に行きますのであまり東京ではお仕事しません。

先ほどスケジュールを更新していたのですが12月が盛りだくさんですね。
特に今年は第九に出るので大変です。
スケジュールのページに全部載せようとしたら字数の制限にかかってしまいました。
仕方なくリンクやコラムを削除して載せましたけどちょっと不便ですね。
プロバイダーの無料サービスを使わせてもらっているので文句を言えた筋合いでもないんですけどね。
いずれはきちんとしたサイトに移行しようと思っていますが時間がとれなくて。
少しづつ作り始めてみようかな。

今年はこれで

2006-10-31 00:07:34 | オーケストラ
イドメネオ最終日でした。
始まってすぐにエッティンガーさんの右袖のカフスがはずれてしまい左手で直しながらの指揮。
おかげでちょっとばかりの混乱もありましたが全体的には元気のよい、でも暖かい音楽で終わることが出来ました。
練習開始から1ヶ月以上、長丁場も今日で終了しました。

それと共に私のピットの仕事も終了です。
年末まではステージの仕事となります。
写真はピットの風景。
こんな感じで暗い空間で演奏しています。
新国立劇場のピットは最初からピットとして作られていますので床も壁も真っ黒。
そこに真っ黒な椅子と譜面台、とにかく黒い世界。
独特の雰囲気ですね。
他のホールですと床は白木のままだったり椅子が白かったり。
ここ新国のピットは本当に独特の構造と空間です。
慣れてしまうと居心地が良かったりもしますが、でも巨大な編成の曲ですと本当に窮屈。
体をひねったまま演奏しなければいけなかったりとピットは大変です。

この夏はひたすらピットに入っていました。
文化会館でのオペラからはじまりバレエ・フェスもあり新国に移ってドン・カルトにライモンダ、そしてイドメネオ。
明日一日のインターバルをはさんで今度は全く毛色の違うお仕事になります。
ちょっと楽しみでもあるのですが、どんな感じなのかな。

筋肉痛

2006-10-30 01:30:26 | オーケストラ
今日の演奏会ではベートーベンの交響曲第7番から第4楽章だけを演奏しました。
楽章一つかと思う方もいらっしゃるかとも思います、しかしこの第4楽章で演奏する音符の量たるやもの凄いもの。
しかもそれをとんでもない早さの中で弾いていかなくてはならない。
そして更に音量も容赦無く大きくて。
秋の大運動会で全力疾走しているような、そんな曲です。

しかも今日に限って言うと、バイオリンセクションは内側に座った奏者はスラー無しで16分音符を弾いたのです。
まあ早い話、音符の数だけ右腕を振り回したと言う事です。
その結果どうなったかと言うと、聞いている側からは普段はスラーに埋もれてしまう細かい音符がちゃんと聞こえてくるという効果が。
そして弾いている側からすればもうカンベンしてくださいと、弱音を吐きたくなる程に疲れるという結果に。
間違いなく明日は筋肉痛でしょう、起きた時にはそうなっているだろうと覚悟して眠る事にしました。

実を言えばおとといの練習で酷使した右腕と背中、昨日のイドメネオの本番の途中から痛みだし上がらなくなりと散々。
今日はチタンテープなどを駆使して何とか乗り切ったという状態。
それで何より心配なのは明日のイドメネオ最終日、果たしてこの腕と背中はどこまでもつか。
一種の賭けみたい、どうなるんだろうか?

顔が揃う歓び

2006-10-29 01:37:54 | Weblog
今日はイドメネオの本番の後に横浜に駆けつけました。
実は高校1年のクラスの同窓会だったのです。
クラス会そのものは私の仕事中から始まっていましたので2次会からの参加となりました。
ああ、正しくは1次会の最後の何分かだけ参加できたのですが。
ですから記念写真にはしっかりと収まることが出来ました。

何故か高1のクラスだけは卒業後もコンスタントにクラス会を開き続けてきました。
不思議な事なのですがずっとずっと続いていたのです。
しかし担任だった森先生は今日が初参加、今までは声を掛けて来なかった先生不孝者の集まりでした。
前回の時に次回こそは先生を呼ぼうではないかと話がまとまりご招待となったのです。
先生とは高校卒業以来です、まだまだ現役の体育の先生として頑張っていらっしゃいます。
あの頃の10才という年の差は大きくて遥かな大人という感じがしていましたが、今となってはなんだかあまり年の差を意識しませんね。
卒業してから30年という月日が流れた事などまるで嘘のように、違和感も何もなく溶け込んでいるのが何とも不思議な感じでした。

卒業以来というのは先生だけでは無くクラスメイトにも、実に久しぶりに会う事ができた友人には感激です。
あのクラスの名物男だった「テツヤ」君に会えて本当に良かったなあ。

それからもう一人忘れていけない人物が参加してくれました。
数年前に脳梗塞で倒れ半身が不自由になってしまったクラスメイトが居たのです。
ここ何回かのクラス会では彼の状態が報告されて、皆一様に心配をしていたのです。
今日1次会の会場に駆け込んだらその彼がニコニコと笑ってこちらを見ているではありませんか。
もう言葉にならなかった、感激です。
去年聞いた回復の状態より遥かに良くなっていたみたい。
大変なリハビリだったと思います、ご家族の献身的な看護もあってここまで回復できたのですね。
今日はかれの笑顔が見られただけでも参加した甲斐がありました。

去年のちょうど今頃ですが高校2年の時の同級生が亡くなりました。
今日はその彼の事も話題に上りました、ガンだったそうです。
このようにしてみんなで顔を合わせられる喜びをしみじみと感じた日でもありました。
また来年もこうやって会いたいものです、一人も欠ける事なく。

イドメネオ、もう一人

2006-10-28 01:43:34 | オーケストラ
先ほどからNHKのBS2でイドメネオを放送しています。
たまたまテレビのチャンネルを切り替えていたら見つけたこのイドメネオ。
ミラノ・スカラ座でダニエル・ハーディングが振った演奏です。
今我々は新国でダン・エッティンガーの指揮のもと演奏していますがそれとは随分と手触りの違う演奏です。
ほとんどヴィブラートをかけず、ピリオド奏法に近い響きに乗ったイドメネオ。
それにテンポもキビキビとして速い、締まった感じの演奏です。
音符一つの長さや強弱の処理はエッティンガーとは正反対。
柔のエッティンガーと剛のハーディングといった感じでしょうか。
それに衣装が思い切り現代的。
これも新国とは正反対、でもあまり違和感がありません。
不思議なものですね。

ハーディングとエッティンガーという若い二人。
共に将来の音楽界を背負って立つのでしょう。
この才能溢れた二人が今年東京フィルの指揮台に立ったなんて考えてみれば凄い事なのかもしれません。
チョンさんという、これまた並外れた指揮者が日常的に我々を指揮する事に慣れてしまったからかな。
なかなかこれはという指揮者が来ないなあ、などと不遜な事を言い出しそうな我々。
でも今年はファビオ・ルイージも来ているし(それもハーディングと同じ時に)私は乗れなかったけれど「ランスへの旅」を振ったゼッダさんも。
考えてみれば贅沢な顔ぶれです。

スカラのイドメネオ、あのオケからこんな響きを引き出しているハーディング。
結構な時間をリハーサルに費やした音です、全く気の抜けた音が無い見事な演奏です。
歌手も凄いけれどオケの音の素晴らしさ!どの音符にも命が輝いている。
来年3月の定期はハーディングが振る予定でしたがスカラに取られてしまいました。
確かサロメを振るのかな、でもそれも聞いてみたいですけどね。

我々のイドメネオもあと2回の本番を残すのみ。
明日の本番でもスカラに負けないような演奏をしたいもの。
気持ちを入れ直してやらなければ。

お買い物

2006-10-27 01:10:47 | Weblog
今日は午後からお買い物に。
何を買いに行ったかと言えばテレビ用の小物と水槽用の蛍光灯。
あまり良く撮れていない写真ですが載せておきます。
今日買ってきた蛍光灯に照らされる我が家の金魚です。

この金魚、元はと言えば子供が縁日の金魚すくいでとって来た金魚。
2匹取って来た内の1匹は間もなく死んでしまって寂しそうでしたのでショップで2匹買って来て飼うことにしました。
もう10年以上前の事ですね、ちょっと頑張って水槽やポンプなどで環境を整えてやったのです。
そうしたら次の年の春、たくさんの卵を産んだではありませんか。
メスが1匹とオスが2匹だったんですね。
そこで子供用の水槽を増やして育ててみたらこれがまたドンドン増えちゃって。
1時期は100匹近くになったほど。
しかし増えすぎて環境が悪くなる一方、水槽をさらに増やしたりもしましたが40匹ぐらいまで減って落ち着いたのです。
それから何年かは変化も有りませんでしたが3年ほど前に病気が流行って2匹だけが残って今に。
向かって右側が最初から居る親の金魚です。
2匹だけになってから更に大きくなってます。
ちなみに水槽の大きさは幅が45cmあります、ほぼ半分の大きさです。
まるでフナですね。

さて買い物から帰って来るとあるニュースが。
横浜の顔として私が子供の頃からドッシリと構えてきた「氷川丸」と「マリンタワー」が今年の年末で営業を終了するというニュース。
経営状態が芳しくないのは知っていましたが本当に営業終了するなんて思いもしませんでした。

子供の頃、多分幼稚園に入った頃だとおもいますが。
祖父母に連れられて氷川丸に行きました。
何も言われず乗り込んであちこちと見て回るうちに祖父が一言。
「この船はアメリカに行くんだよ、そろそろ太平洋に出た頃じゃないかな!」
それを聞いて「ヤダー!早く日本に帰ろうよ!」と大泣きした事を覚えています。

そう言えば氷川丸もマリンタワーも子供の頃はよく行きましたが大人になってからは行ってませんでしたねえ。
閉まる前に行っておかなくては。

落ち着き

2006-10-26 02:26:10 | オーケストラ
イドメネオ3回目の本番でした。
今日は指揮者がテンポを押さえ気味に、と言うかどっしりとした音楽に作って行こうとしていたようです。
この前まではどんどん前進していった所も今日はきちっきちっと作っていく。
スケールの大きさと落ち着いた表現とで今日は攻めてみました。
それに今日は思いっきりピアニッシモで演奏した部分も、思いがけなく美しい音楽が出現しました。
若いながらエッティンガー君、色々と考えてやってくれます。
また自分の思い描いた音楽をちゃんとオケや歌手に伝える能力も備わっている。

本番が始まってしまうとリハーサルはありません。
指揮者がこうしたいああしたいと、つまりリハーサルではやっていない事をやるには本番中でもはっきりとオケや歌手に示さなければなりません。
オペラの指揮者にはこの能力が無いと務まりません。
ヨーロッパの歌劇場ではリハもなしにいきなり本番を振る、なんて事もあります。
簡単な歌手との打ち合わせは有るようですが本番で初めてそのオケと顔をあわすわけで。
それで曲をしっかりとまとめつつ、良い音楽を作っていかなければなりません。
それが出来る指揮者が本当に良い指揮者、そうやってヨーロッパでは指揮者が育っていくんですね。
おとといのコンクールに出てきた若い指揮者達、いつかはそんな場で鍛えられてまた我々の前に現れるかもしれません。
いや是非とも立派に育って未来の音楽界を背負ってほしいものです。

今日はそんなわけで演奏時間が前よりも長かった。
終演時刻も遅くて帰宅したら日付が変わる頃です。
でも明日はお休みなので、まあ許せるかな。

初暖房

2006-10-24 23:56:10 | Weblog
今日は寒い!
部屋に居ると寒さが足下からじわじわと迫ってくるようなそんな一日。
夕方になって寒さに耐えかねて暖房器具を初稼働させました。

午前中は北海道に仕事で向かうカミさんを羽田まで車で送っていきました。
北海道は寒いぞ!なんてさんざん脅かしていたら今日はこっちも寒かった。
もっともあちらでは氷も張ったところもあるようで寒さの桁が違いますが。
でも急に寒くなるとやはりこたえますね。

その北海道では日本ハムが大暴れしています。
今日も逆転勝ちで2勝目を挙げて勢いが増したようにも感じます。
8回裏の稲葉選手の打席でカメラも上下に揺れるほどの応援の中で飛び出した3ラン。
凄い光景でした。
去年の千葉ロッテの応援も素晴らしかったけれど北海道も燃えてますね。
横浜もこんなに燃える日が来てほしいです。
ちょうど98年のフィーバーを思い出してしまいました。
あの時は高校野球もプロも都市対抗も全部横浜が勝った年でしたね。
北海道でも駒大苫小牧の活躍も続いているし日本ハムもこの盛り上がり。
先日会った北海道在住の後輩が「もの凄い事になってます!」と叫んでいました。
もっとも彼は子供の頃から中日ファンだったそうで日本ハムが来てからは両方応援していたとか。
今年はどちらを応援していいのかと嬉しい悩みを。

急に寒くなって疼きだすのは6年前の骨折のあと。
気温が低くなると途端に痛みが出てきます。
情けないですねえ、歳かなやっぱり。



今日はコンクール

2006-10-24 01:17:19 | オーケストラ
今日のコンクールは東京国際音楽コンクール指揮者部門の1次予選。
8人の若者が思い思いにオケを振りました。
今日はモーツァルトの交響曲第39番の第1楽章の序奏と提示部まで。
これを一人が15分という持ち時間内で仕上げるのです。
韓国系の名前の人が2人、日本人が3人、ロシア系の人が3人の8人。
色々なモーツァルトがありました、面白かったな。

よく指揮者とオケの関係について聞かれることがあります。
指揮者って必要なの?とかオケが同じで同じ曲なのにこの前と違う演奏なのは何故?とか。
その度に説明をするのですが、音楽をよく聞く人でも当事者でないとやはり感覚が掴めないようです。
「指揮者が指揮台に上がって腕を振り下ろせばその人の音が自然とオケから出てくるんだよ」と言っても判ってもらえないのです。
今日の演奏を聞いてもらうとよくそこら辺がわかったかもしれないですね。
それぞれが何も言わずに腕を振り下ろすと、冒頭のEs-durの和音がその人なりの音で鳴っていたはずなんです。
重量感のある音で鳴った人も居ればガツンとアタックの強い出だしになった人も。
指揮者が構えて振り下ろすまでの雰囲気で決まるんです。
今日は8人いましたから8通りの演奏が聞けたわけです。
聞いていた人にはなかなか面白かったと思いますよ。

さて2年前の今日(10月23日)もコンクールの伴奏をしていました。
日本音楽コンクールのピアノ部門の本選会をオペラシティでやっていたのです。
その受験者の演奏の真っ最中に大きな地震が起りました。
中越地震の揺れが東京まで届いて来たその時、1回目はリストの演奏中。
2回目は休憩中に、3回目は最後の曲の最中に。
揺れがただ事では無かったしそれが何回も。
ホールもかなり揺れてお客さんたちも驚いて大きな声を上げてしまったほど。
しかし受験者達は動揺する事もなく見事にきちんと弾いていた事に感心しました。
演奏が全て終わった頃には大騒ぎになっていましたね。
忘れられないコンクールでした。

懐かしい

2006-10-22 01:41:29 | オーケストラ
今日はイドメネオのインターバル、お休みですが明日本番を迎える白金フィルの前日練習を見に行きました。
私は明日は出られないので仕上がり具合が気になっていたのです、ドン・ファンという難曲に挑戦をする今回の本番。
私も何回か練習に駆り出されてドン・ファンを重点的に練習してみました。
その結果というか、今日の出来具合をみる限りドン・ファンはどうにかなるだろうと。
しかし他の曲の仕上がり具合がちょっと気になってしまいました。

今回はメンデルスゾーンにブラームス、そしてR・シュトラウスとロマン派の曲ばかりが並んでいます。
やはりロマン派の曲となるとただ演奏しただけでは駄目、その曲らしい味付けをきちんとやらないと本当につまらない演奏になってしまいますね。
ドン・ファンは何となくそれらしく聞こえるようにはなったと思うのですが、メンデルスゾーンがねえ。
まあこればかりは普段の練習から作っていかないと、今更という感じですけどまだ明日のゲネプロがあります。
お得意の火事場の何とやらを大爆発させてもらえば良いのではないかと。
さて明日の出来は如何に?

白金フィルは私の出身大学である明治学院のオケのOB達で作ったオケ。
当然そこにいけば先輩も後輩もたくさん居て、中にはこの日のために北海道や大阪から駆けつけて来るメンバーもいます。
今日は練習が終わってからそんな後輩達と新宿で一杯。
懐かしい話やF1の話で盛り上がり楽しく過ごしてきました。
写真は明治学院のチャペルです。
現役時代はこのチャペルで練習していたのです。
今はこの白金キャンパスもだいぶ変わって、昔の面影は消えてしまいました。
懐かしい風景です。
この写真も後輩が贈ってくれたものです。
この他にも懐かしいキャンパスの写真をいただきました。
今更ではありますが「ヤッサン、有り難う!」

滑り出し好調

2006-10-21 01:05:04 | オーケストラ
イドメネオ初日でした。
客席は満席、ただし今日の客席を埋めたお客様達は年齢層が結構高かったように見受けられました。
普段のオペラの時と客席の景色が違って見えたのです。
ちょっと不思議な光景でした。

初日でしたがきっちりとリハーサルを重ねたので大きな破綻もなく、いやいやそんな事は当然の事ですね。
音楽がうねって生き生きと跳ね回っていた感じかな。
モーツァルトの音楽そのものが素晴らしいので我々は邪魔をせず、でも命を吹き込めば音が踊りだすのです。
楽しいですね、弾いていて。

さて写真は新国のオケの楽屋の様子。
男性楽屋は3つあります、その中で一番奥の禁煙楽屋です。
ここはそれぞれの席に化粧用の鏡が備わっていて時々は歌手の皆さんが使うことも。
私はここの一番奥の席に陣取っております。
ドン・カルロにライモンダ、そしてイドメネオとずっとここで着替えています。
しかし各演目によって編成も違います、ライモンダはここがいっぱいでした。
でもイドメネオともなると人数がずいぶん違います。
写っている一角には10人分の席がありますが今回はここを3人だけで使っています。
裏側にも同じような席がありますがそちらも2人だけ。
計5人で悠々と寛いでいるんです。
でもちょっと寂しい事も。
贅沢な悩みかな。

昼寝の快感

2006-10-20 01:56:22 | Weblog
今日は昼寝という悪魔の心地よさに負けました。
午後は「オペラ座の怪人」を観ていたのですが途中からあまりの眠気に抗しきれず昼寝に突入です。
でも映画から流れて来る甘美でドラマティックな音楽は夢うつつの中でずっと流れていました。
幸せな気分でしたねえ、休みっていいですねえ。

しかし肝心な時間帯をそんな風に過ごしてしまった為に床屋に行く時間がなくなってしまったのです。
ですからしばらくはまだムサクルシイ髪型のままです、すいません皆さん。

2日間の休日でした、あっという間ですね。
もう少しまとまって休みたい所ではありますが音楽シーズンも今が旬、東京フィルはとっっても忙しい時期に突入してもがいています。
一人だけ長々と休暇を楽しむ、なんて事が出来るはずも無く。
こんな感じでチョボチョボと休みつつ年末まで突っ走ります。
さて明日はイドメネオの初日。
どうなるかな、お客さんの反応も気になるなあ。
でも手応えとしてはドン・カルロよりはずっと有るのだけど。
まあとにかく明日はビシっといきましょう。

油断は禁物

2006-10-19 01:55:00 | Weblog
3週間休みなく働いていました。
今朝起きてみれば体が動かない、気が抜けたというか緊張感がなくなったのか全然スイッチが入らない状態です。
こんな時こそ気をつけないと風邪をひいたりしてしまいます。
油断は禁物ですね。

やはり仕事をしていると色々な意味でエネルギーが湧いてくるんですね。
気持ちも体もきちっと動いてくれるのですが、一旦切れてしまうといけません。
まあ今日は久しぶりの休日でしたので緩んだまま一日を過ごしてみました。
午後からは買い物に出かけて外を歩くと何故かまた元気が出てくる。
あるお店では疲れているけれど達成感に溢れた表情をしているなどと言われて、何故かまた気分が高揚したり。
家に居るとダラ~、でも外ならシャキッ、こんな具合ですか。
でもちょっときついなこの所。

などとボヤいてみましたが休みはやはり気持ちのよいもの。
秋の日差しと風が気持ちよかったですね。
明日も休みなので床屋さんに行こうかなどと思っていますが、あくまで気分次第です。
ひょっとしたら整体に行くかも、ちょっと肩と首がおかしくなって来ましたし。
そろそろボキっとやってもらってシャキっとする時期かも。
出来たら床屋さんと整体と両方なんて目論んでいるけれど出来るかな?
全ては明日の風向き次第。

仕上げ

2006-10-18 01:02:05 | オーケストラ
昨日までの4日間で舞台稽古も終了、今日はやっとゲネプロにたどり着きました。
オケのアンサンブルについて言えば昨日の時点で何とか形が出来ました。
色々と苦労はしましたがここまで出来れば良いでしょう。

今日のゲネプロですが公開ゲネプロです、それもほぼ満席という異例の公開ゲネプロ。
ほとんど本番と同じです、違いと言えば指揮者とオケが普段着だという事ぐらい。
ちゃんとカーテンコールもやって沢山の拍手もいただきました。
果たして今日はリハーサルだったのか本番だったのか微妙な感じ。
今回のピットはとても浅いので立ち上がると1階席も丸見え、そこにびっしりとお客さんが居る。
ピットの中だけ普段着ですからその違和感と言ったら何とも言いようの無いほど。

昔の事になりますが新宿文化センターでカルメンをやったのですが、主催者からの要請で本番もオケは普段着でやってくれと言われた事がありました。
暑い時期でしたのでTシャツなどで本番を、あれも奇妙な体験でした。

何はともあれこれでイドメネオも練習は終了、あとは本番を今月いっぱい時間をかけて行います。
指揮者がオケにもっともっと弾けと言ってくれるのでこちらとしても楽しくなります。
変に縮こまる事もなく、伸び伸びと主張させてくれます。
3時間40分の上演時間もあっという間です。

相性抜群

2006-10-16 01:12:46 | Weblog
昨日もう一組の東フィルは栃木県の宇都宮市で演奏会だったのです。
メンバーはお昼に餃子、本番前に餃子、おみやげに餃子と一日中餃子に呑まれていたようです。
うちのカミさんもそんな一人、これでもかと言うくらいに餃子を食べて苦しそうでした。
そしてお土産にも沢山の餃子を持ち帰ってきてくれました。

今日帰宅すると台所からゴマ油の良い匂いが漂ってきます、お土産の餃子を焼いていて実に美味しそうな香りが。
早速焼きたての餃子をビールとともに頂きました。
宇都宮は「香蘭」の餃子、素晴らしい美味しさです。
それと軽井沢の地ビール「よなよなエール」の取り合わせ。
これが実に相性抜群で幸せな気分に。
いやあ本当にうれしい夜となりました。
宇都宮と軽井沢に感謝!

さてイドメネオは「B.O.」も3回目が終わりました。
今日は全幕を通して演奏です、トータルで演奏時間は3時間40分ほど。
ドン・カルロと並ぶ長さですね。
明日は歌手の皆さんも衣装を付けての「B.O.」となります。
4回目ですね、そしてあさっては「G.P.」
実によく練習させていただいてます。
いささか疲れました。
ピット内の配置が通常と違う事もあってアンサンブルに苦労しています。
あと2回のリハーサルできちんと解決して本番に臨みたいな。