にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

連休って

2006-10-09 23:44:07 | オーケストラ
今日でライモンダの公演が終了しました。
5回連続の公演でいささか疲労が溜まって参りました。
考えてみると最後に休んだのは先月の26日、次の休みは18日になるんです。
3週間休みが無かったんです、これは明らかに仕事のスケジュール立ての失敗!
スケジュール表は月ごとになっているので月をまたいで仕事が続く時に見落としてしまうことが。
おまけに明後日は本来休みにするはずだったのに、急に入った仕事に出ると宣言してしまいこの事態に。
何やっているんでしょうね、我ながら情けない。
そうそう世の中は3連休だったんですよね、いいなあ3連休。

ピットに毎日入って同じ席に座り同じ曲を同じ指揮者で演奏すると時の流れが感じられなくなってしまうことがあります。
ピットの外の出来事が夢のように思えてきて、この暗く狭い世界が自分の全てではないかと思えてくる。
でも居心地が良かったりもするんですけどね。

着替えも終わり外へ出てみるとそこには2階建てバスが停車中。
ロンドンの街を走っている真っ赤な姿ではなくどうやら走るバーみたいな感じなのですが、そんなバスが1台停まっているだけで世界が違って見えますね。
ちょっと嬉しくなってしまい写真を撮ってみました。

20年の重み

2006-10-09 00:31:07 | F1
鈴鹿は快晴、秋の日をいっぱいに受けて輝くマシン達。
風を受けてはためく沢山のフラッグ、そして満員の観客。
そんな華麗な舞台で行われた今日の決勝はあまりにもドラマティック。
まさかあそこでフェラーリのエンジンが音を上げるとは思いもよらぬ結末。
あの白い煙とともにシューマッハのチャンピオンへの道も途切れて、あとは本当の奇蹟を願うのみ。

最後のと言って良い鈴鹿での日本グランプリもこれで終わりました。
もしかして鈴鹿でのレースは復活するかもしれないけれど、来年の話ではなく名前も違うはず。
こんな素晴らしいコースでのレースが見られなくなるのは本当につらく悲しい事です。
20年にわたってグランプリを開催してきた鈴鹿サーキットには、我々オールド・ファンの思いがぎゅうっといっぱい詰まっているんです。
中島がセナがプロストがマンセルが、右京が亜久里がそこを走り名勝負を繰り広げてきたこのコース。
実際にここを訪れてグランプリを観たこともあります、あのエンジンの音は生涯忘れる事ができないでしょう。
ジャック・ヴィルニューブがデビューした年の鈴鹿でジャックのタイヤがはずれ第1コーナーでクラッシュ、デーモン・ヒルがチャンピオンに輝いたその瞬間を目撃した事もありました。
何だかレースが終わっても胸がいっぱいでなかなか書けないのです。
色々なマシンとドライバーの顔が浮かんできます、ナニーニ、カペリ、アレジ、ピケ、アルボレート、ベルガー、ハッキネン、ハーバート、誰も彼も皆懐かしい。
そして今日走っていたドライバー達。
琢磨を筆頭に若いドライバーが沢山出てきています。
来年は更に若くて速いドライバーが出てくるはず、偉大なるチャンピオンの後を受けて彼らが頑張ってくれることでしょう。

来年からは富士スピードウェイが舞台になります。
歴史としては最初にF1を開催した日本のサーキット、大幅に改修されて立派なスタンドもパドックも出来ています。
あとはアクセスの確保ですか、1年で何処まで出来るか心配も残る所ですが素晴らしいグランプリになるように祈っています。

昨日はライモンダの本番のあと、白金フィルのバイオリンとビオラの練習をしました。
本番まで残るは2週間となっていよいよ皆さんのお尻に火が着いてくれないと困るのですが、ちょっとね。
昨日の練習と今日の合奏練習で気合いが入るといいんですけどどうだったのでしょうか。
もう練習にお付き合い出来ることもないのであとは皆さんの「火事場のクソ力」に期待です。
ドカンと爆発してくださいな。