にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

一年

2009-12-31 00:44:11 | Weblog
時間の進む早さは本当に年々速度を増していきます。
気がつけば今年もあと一日となりました。

2009年はちょっと体に不安が出た年でありました。
3月にはウィルス性腸炎で仕事を休み、5月には尿管結石で一晩だけですが入院。
その他にも腰や肩に首と痛む所はそれこそ数多く。
半世紀も生きるとこうなるんでしょうかねえ。
などとボヤいていた一年でも。

後半はそれこそ旅に出てばかり。
8月には北京やソウルにインチョン。
秋からは関西方面や北陸、そしてDOCでぐるぐると。

そんな旅で出会った忘れられない景色がこれ。



この秋2度訪ねた「瑠璃光院」の茶室からの眺め。
同じ景色を紅葉前と紅葉の盛りと2回も堪能しました。
忘れがたい光景です。

そんな2009年もいよいよ大晦日。
ジルベスター・コンサートの本番を迎えます。
次の更新は年が明けてから。

それでは皆様、よいお年を!

生き返る

2009-12-30 02:22:20 | Weblog
私が使っているMacBookProのバッテリーが消耗し切ってしまい駆動時間が10分保つか保たないかという状態になっていました。
おまけにiPodに入れる為の音楽ファイルやビデオファイルが貯まりに貯まってハードディスクも残りわずか。

新しいパソコンを買うという手もありますが今そんな出費は出来ないし。
ハードディスクを大容量の物に換装するのも大変だし。

なので今日は新しいバッテリーに取り替えました。
そして最新のOS「Snow Leopard」もインストール。
最新のこのOSはアップデートすると7GBも軽くなるのです。
おかげですっかりパソコンも生き返り快調そのものとなりました。

いままで電源に繋いでいなければ使えなかったMacBookPro君、これではノートパソコンとは名ばかりの可哀想な姿。
今日からはどこでも使える立派なノートに生まれ変わりです。
やはりバッテリーで駆動出来て、家のどこでも使えるのは素晴らしい事です。
やれやれ。

残りも2日となった2009年、明日はいよいよジルベスター・コンサートのリハーサルとなります。
今年もカウントダウンは音楽で。
ホルストの「木星」が今年のカウントダウン曲。
どうなりますかねえ?

年末恒例?新年恒例?

2009-12-27 22:54:43 | オーケストラ
NHKが新春3日に生放送する「NHKニューイヤーオペラコンサート」のリハーサルでした。
今日と明日の2日間行われます。

第九やくるみも終わったこの時期は来年早々のニューイヤーコンサートの練習があるのが恒例となっています。
このNHKのコンサートとは別に東フィルのコンサートの練習も並行して行われますし、新国のコンサート・ガラの練習もあります。

私はこの所ずっとNHKのお仕事に出続けているのです。
東フィルに入団してからずっとこのコンサートが正月の恒例行事として体にしみ込んでいるんでしょう。
他に仕事があっても何となくこちらに出てしまうんですね。

出演する歌手の皆さんはこの時期は第九で忙しかったわけで。
声がベートーベン用になっているので、なんておっしゃる歌手も。
ベートーベンとワーグナーではやはり違うのでしょうね。

さて明日も練習があります。
毎年あれやこれやと新企画で攻めてくるこのコンサート。
今回はオペラの歴史をざざっと辿る!
ちょっと強引ですがどうなんでしょ。

エコじゃない

2009-12-27 00:55:12 | Weblog
車を買い替えた時に合わせてカーナビも新しくしました。
と、思ったらすぐに次のモデルのナビが出てしまいこりゃまいった、などと思いましたが。
ですが地図データの更新用DVDが2回分サービスで付いてくるのでそれで善しとするかと。

今日はそのDVDでナビのデータの更新を。
ですが全てが更新できるまでには140分もかかると書いてあるし。
そのあいだずっとエンジンは掛けたままにしておかないといけないし。
でも家の前でずっと止まっているのも排気ガスや騒音で近所迷惑だし。

というわけで今日は意味も無く横浜の港付近をぐるぐると走り回っていました。
年末の土曜日、人がどっと押し寄せるみなとみらい地区や。
山下公園に中華街といったあたりを何周かしたのです。
赤レンガ倉庫にはスケートリンクが出来ていて、それこそたくさんの人が滑っていて。
大桟橋には大きな客船が2隻も停泊していて見事な眺め。
どこへ行こうともの凄い人の数。
開国博の時とあまり変わらない混雑ぶりなんですが。
なんであんなに不入りだったのか?開国博は?

走り回るのにも飽きてからは観覧車がよく見える駐車場に車をとめて残りの更新を。
無事に更新も終わり設定もやり直してやれやれでした。

DOCのツアーが終わってからFacebookというのを始めました。
ツアーのメンバーやシンガーなどがみんなそこでワイワイやっているというので試しに始めてみたのです。
確かに面白い、ここ2日ばかりは「メリー・クリスマス」の挨拶が激しく飛び交っていました。
でも問題が、英語です。
しゃべる方はなんとか意味が通じても文章を書くとなるとこれが難しい。
スペルが間違うとコンピューターが教えてくれますが、昔の記憶をたよりに書く文章が果たして正しいのか?
アメリカ組からつっこみが入ってませんが、でも不安だらけなんですよねえ。

若い!

2009-12-25 23:44:53 | オーケストラ
昨日のコンサートは午後と夜の2回。
三浦文彰君の為の、そしてお父さんの為の、心が温かくなるコンサートでした。

身内というのも変ですが、でもコンマスの息子さんという事でオケが自然に一つに心を合わせてという雰囲気になりました。
まだ子供っぽさが残る彼の性格もあって、みんなに好かれるんです。
本当に気持ちのよい若者です。
このまま大きく育ってくれる事を心の底から願います。

これから留学という予定で、その度胸付けの為に受けたコンクールで優勝。
留学は予定通りだそうですが優勝した事で色々と演奏依頼が舞い込んでいるそうです。
様々な場所で演奏する事はとても良い経験にはなる事でしょう。
でもじっくりと勉強もしてほしいですね。
親御さんも悩みどころでしょうね。

しかしゲネプロを含めれば一日に3回もチャイコの協奏曲を演奏したのです。
若さあればこそ、そんな事も出来るのでしょう。
きらきらと若さが輝いていました。
清々しい気持ちになれたクリスマス・イヴでした。

親子

2009-12-24 00:47:47 | オーケストラ
久々に東フィル本体で普通のクラシック音楽を。
明日は本番です、コンマスの三浦さんの息子さんが主役のコンサート。
もちろんお父さんも弾きます、親子で共演となるのです。

そればかりでなくトランペットの長倉さんもお嬢さんと共演。
奇しくも春に続いての親子二組の共演なのです。

実際のところはやり難い所もあるはずですが。
でも傍から見ていると何とも微笑ましいし羨ましくもありますね。
政治の世界では世襲がどうのと言われていますが。
音楽では才能が無ければ始まりませんから。
親子代々が音楽家であろうと何の問題も無いのです。

三浦さんの息子さん、文彰君、なかなかすらっとしたイケメン。
ですが左手の感じがお父さんにそっくり。
その手でハノーヴァーの国際音楽コンクールで優勝。
見事なものです。
その勢いで明日は何と2回も本番を。
カルメン幻想曲とチャイコフスキーのバイオリン協奏曲を昼夜2回!
若さ故に出来る事、おじさんにはとても真似が出来るものではありません。
明日はそんな若さあふれる一日となることでしょう。
楽しみですね。


年末ですから

2009-12-23 01:45:10 | Weblog
今年も残りがわずか。
今日はちょっとだけ大掃除のまねごとを。

ハムスターの「のの」の為に買ってあった膨大なエサや遊び道具、そしていらなくなったケージなどを片付けました。
エサの量ときたらとても1匹のハムスターの一生では食べきれないほどの量が。
みんながあれもこれもと買ってきてしまった結果です。

いくつかの思いで深い物を除いて処分する事にしましたがこれがまた大変。
横浜市はゴミの分別がとっても厳しく分けられていますので、金属、プラスティック、普通ゴミ、ガラスなどなど。
物によっては分解しなくてはならないものもあり。
けっこうな時間がかかりました。

今年はその他にも飼っていた2匹の金魚も死んでしまい。
ペットが一挙にいなくなってしまいました。
寂しくなった年末です。
水槽もケージもなくなった部屋は殺風景に。
仕方のない事とは言え寂しいものです。

さて明日からは東フィル本来の仕事に戻ります。
社会復帰です。
まずは親子競演から。

旅の終わり・夢の終わり

2009-12-22 00:12:32 | オーケストラ
ディズニー・オン・クラシック2009「魔法の夜の音楽会」のツアーが終了しました。
雪の残る福島県文化センターで最終公演、最後の夜は今までに無い程の盛り上がりで。
最後の夜に相応しい熱いコンサートとなりました。

終演後、ハグや握手で出演者一同別れを惜しみつつ再会を約束しながら。
不思議な感慨と充実感を胸に抱きながら家路に着きました。

最終クールは雨の福岡から始まり次の日は雪の降る中を大分へ。
両日とも九州の熱いお客さんからの反応にジンと来るものを感じながら。
福岡ではちょっとウルっと、大分では心の底からの楽しさを感じて。

翌日は雪の影響で大分空港へ行く高速道路が通行止め、一般道を2時間かけて空港へ。
そして雪の降る福島へと車で移動。
羽田からカーショップへ直行してスタッドレスに履き替えてとドタバタしながら。


まだ秋のまっただ中の和光市から始まり雪の福島まで全28公演。
2ヶ月という期間魔法のただ中に心地よくひたっておりました。
まだ魔法は解けてはいないようです。
でもDOCの無い週末が来ればそこでやっと終わった事を実感するのでしょう。
それまでは魔法の中で。

溶け込む

2009-12-17 02:25:48 | オーケストラ
一青窈さんのコンサート。
どの歌も特有の節回しと優しさに満ちています。
彼女にしか表現できない彼女だけの世界。
それでもきちんと主張する、言いたい事をさらっとメロディに乗せる巧さ。
そしてどこまでも柔らかい音楽。

時折演奏中に彼女の姿がふっと消えていくような錯覚に。
声は聞き慣れたあの声、ホールに響き渡る声がちゃんと聞こえているのに。
姿が空気に溶け込んだようにふっと見えなくなる、そんな気がしました。

昨日は華奢な、と書きましたが本当に小柄で細身。
その体から出てくるあの声。
その世界観。
個性がきらりと光る女性でした。

明日は博多でDOCとなります。
残す所3回。
たった3回。
思い切りやってくるつもりですが。
どうもお天気が心配です。
福岡も大分も、そして福島も雪の予報が出ています。
場合によっては移動の方法を変えなくてはならなかも。


柔らかい音

2009-12-16 01:23:16 | オーケストラ
今日は一青窈さんのコンサートのリハーサルをオペラシティで。
本番は明日、オペラシティのコンサートホールです。

華奢という言葉がぴったりの一青さん。
カジュアルな格好で静かに歌います。
そこに座っている彼女があのシンガーだとは気づかないかもしれない、そんな雰囲気。
でも歌いだせばあの声であの節回し、確かな世界がありました。

でもスタッフも含めて静かなんです。
仕事場全体が落ち着いた雰囲気で、柔らかいアジアの空気が流れている感じ。
DOCの弾けた雰囲気とは全く違う音。
でもその音楽の流れに身を任せる快感は同じ。
実に心地よいのです。

明日のコンサートはWOWWOWが収録するそうです。
放送はいつになるのだろう。

いよいよ終盤戦も

2009-12-14 02:03:39 | オーケストラ
大宮・サントリー・大阪2回と続いた今週のDOC。
大宮公演の前には2日のサントリー公演の練習もありまして、いやいやきついの何の。
最後に来てスケジュールが・・・。

などと言っているうちにいよいよDOCツアーも最終クールを残すのみ。



大阪国際会議場に集結したDOCトラック隊の勇姿。
何だか映画「トランスフォーマー」みたいですが、機材や楽器を乗せて日本中を走るのです。
沖縄も勿論フェリーで行きました。
そして最終クールには大分から福島へという移動が待っております。

舞台の撤収作業から積み込み、そして搬送。
次のホールに着いたら運び出しに設営。
トラック隊と舞台チームは我々が働くはるか前から忙しく動き回って。
本番が終わったらすぐに撤収作業にかかります。
本番と移動が続けばほとんど徹夜状態で設営・撤収・積み込み・移動・運び出し・設営と休む暇も無く働いているのです。
本当に頭が下がります。

彼らも含めてツアーのメンバーです。
夕べは大阪でちょっと早い打ち上げパーティーでした。
シンガー、オケ、プロダクション、舞台チーム、すべてのツアーメンバーが集まって大打ち上げ!
余興あり、コスプレ大会あり、何でもあり!
もの凄い盛り上がりかた、これがDOCの噂の打ち上げ。
いやあ楽しかった。

さてツアー再会までは東フィル本体の仕事に参加します。
が、クラシックではなく「一青窈」さんのコンサート。
個性が光る女性シンガーですね。
どんなコンサートになるのかこちらも楽しみです。

プレミアム・ナイト

2009-12-12 01:45:27 | オーケストラ
DOCサントリーホール公演が無事に、熱く、盛大に。
何も言うことはありません、全てが特別な一夜であったのです。

ステージに出て行った時から客席の熱気が伝わってきて、そして皆さんの表情も違う。
DOCが何なのか、ちゃんと知っている皆さんがこれから起こる事を予想しつつ期待している表情。
もうこれだけで十分でした、それだけで今日の夜が特別な物になるというのが約束されたのです。

今年のサントリー公演はスクリーン付き、それも4カ所に設置されていて全ての客席からスクリーンが見えるように工夫されていました。
ライティングや特効(スモーク)はさすがにありませんでしたが、でもこれまでで一番素晴らしい環境での公演でした。
プレミアム・ナイト、その言葉がぴったりの今までにない夜。
もっと余韻にひたっていたかったな。

明日は再び大阪でツアーの本番。
国際会議場で2連戦となります。
今週はきついなあ・・・・。

いささか

2009-12-11 01:29:59 | Weblog
今日は大宮ソニックシティでDOC。
今日を含めて残り7公演となりいよいよツアーも追い込みに入ってきました。
しかしながらいよいよ体力的にも限界が近づいてきたような。
あと10日の頑張りどころ、何とか乗り切りたいものです。

そして明日はサントリーホール公演です。
ここ3年はサントリーホールだけ出番でしたので、とっても特別な意味を持つ夜だったのです。
今年はツアーの一環として迎える夜、でもやはり特別にはかわりが無いですね。
特に今回は演出的にも去年までとは違って一捻りしてあるそうなのでそちらも楽しみなのです。
果たしてどんな一夜となるのか。
乞うご期待!

時間は止まる

2009-12-10 00:53:46 | オーケストラ


沖縄本島の南部、南城市の浜辺にあるカフェ「浜辺の茶屋」です。
砂浜の真上に張り出すように作られた手作りの建物、気の温もりが懐かしい窓は開け放たれ12月の沖縄の夕暮れのゆったりとした空気が流れる。
ただここに座ってゆっくりとした時間の流れに身を任せながら海を一日中眺めていたい。
そんな気分にさせる、そんな素敵なカフェでした。

去年訪れた北部の「ヒロ・コーヒーファーム」にも同じような時間が流れていました。
ほとんど止まったようなゆっくりとした時間。
沖縄という島だけが持っている魔法のような時間の流れ方。
暑くも寒くもない奇跡のような季節。
それが12月の沖縄にはあります。


さて昨日からはDOCのサントリーホール公演のリハーサル。
今日も合わせて2日間、新たに加わったメンバーを交えてのリハーサルです。
ここまで21回のツアーの本番をやってきて、また練習をし直すという機会は有り難い事です。
回数を重ねるのは良い事ですが、逆にどうしても手垢みたいな物も溜まってしまう。
ここでそれらを洗い流すちょうど良い機会となりました。

サントリーの本番はあさって、明日は大宮でツアーの本番。
あれっ?という感じです。


すぐそこに

2009-12-09 01:01:49 | Weblog


沖縄の海、珊瑚礁です。

DOCの沖縄公演の後、そのまま沖縄に残り夕べ遅く横浜に帰ってきました。
2回目の公園の後早速「浜辺の茶屋」に行き、日曜日は「美ら海水族館」で一日楽しんで。
昨日は珊瑚礁の海を楽しみました。

宿泊していたホテルは那覇市の泊港に面していて、目の前から水中観測船が運行していたのです。
写真のサンゴ礁はその船の窓から撮影したもの。
サンゴ礁のポイントまでは普通に航行して行くのですが、サンゴ礁に着くと船の中央部分が丸ごと海の中に沈んでいく構造なんです。
両側の窓からは珊瑚と魚がいっぱい見えるのです。

このサンゴ礁、実は那覇港の中。
一番外側の防波堤の内側にこんなサンゴ礁があるんですよ。
見事なものです、最初に珊瑚の姿が見えたときに乗客全て感嘆の声を上げました。
昨日はまた天気が良くて日光に照らされた海底の美しい事!
この写真は少し色を調整してあります。
実際はもっと「青」なんですが。

昨日の那覇は本当に暑かった。
太陽のパワーが違うんです、とても12月の太陽とは思えない程のパワー。
そういえば去年も勝連城に上った時も暑かったっけ。
沖縄はやはり熱い島です。